研究部会発
幼保小中一貫教育プロジェクト
幼保小中一貫教育プロジェクトの研究部では、今日的課題の中から学力向上を取り上げ、家庭学習の習慣化に取り組んでいます。
- 〔家庭学習時間の実態〕
- ・小学4年生から中学3年生までの子どもの多くが、家庭での学習時間が1時間未満。
- ・中学生の家庭学習の時間が少ない。
- ・全体的に、テレビの視聴時間が長い。
〈学びウィークの実施〉
- ●学びウィークとは
- 子どもたちの家庭学習習慣の確立に向けて、町内4小学校が連携して中学校のテスト週間に家庭学習をすすめるものです。家庭向けの文書を配布し、保護者の協力を得て家庭学習の習慣化を図ります。
- ●現在の成果
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平成23年度から段階的に実施し、平成24年度末には8割近くの保護者の皆さんに周知されるようになりました。しかし、積極的に雰囲気作りに関わってくださる家庭が3割程度で、家庭学習の習慣化に向けて更なるご協力をお願いしているところです。
- ●家庭へお願いしていること
- ・学びウィーク中は、テレビやゲームを控え、学習の雰囲気作りに努める。
- ・目標時間以上にがんばることのできた子どもをほめる。(学びウィークがんばりカードへの記入)

学習の手引き(中学校用)
〈学習の手引きの作成〉
- ●学習の手引きとは
- 単に宿題だけで終わりがちな児童にとって学習の参考となるものです。7割弱の保護者が、必要だと感じています。
- ●作成で留意した点
- ・年齢に応じた学習の仕方について参考となるように作られています。
- ・宿題以外の家庭学習の参考となる内容です。
- ・幼稚園・保育園から小学校へ、小学校から中学校への接続が図られています。
