広報 あぐい
2007.10.01
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めざせ!ハッピーライフ あぐい21

健康日本21あぐい計画

□問い合わせ先  環境衛生課保健係 TEL(48)1111(内311・312)

“ハッピーライフ”の実践


新美絹惠さん

「めざせ!ハッピーライフあぐい21」の推進にかかわっている、JAあいち知多農協女性部阿久比地域部長の新美絹惠さんに話を聞きました。

−JAあいち知多農協女性部は、どのような組織ですか。
JAあいち知多農協女性部は平成14年3月に結成されました。JAのやっている事業に興味を持った方が加入する、自主組織です。
現在、知多半島全体で8,500人、阿久比町では495人の方が会員になっています。
食の出前講座、みそ造り、パン作り、健康料理、農の生け花(野菜などを花に見立てて生ける)などの活動をしています。
−食の出前講座のことを伺いたいのですが。
JAあいち知多農協統一活動として行っています。英比小学校5年生には米作り、東部小学校3年生にはサツマイモ・大豆・とうもろこし作り、5年生には米作りの指導をしています。
保護者と一緒に、収穫した大豆を使って豆腐作りも行っています。子どもたちは作る過程に驚き、おいしさにも感激していました。手作りの大切さを身近に感じてもらえる機会になっていると思います。
−新美さんはいつから活動を始めたのですか。
もともと私はJAの職員でした。退職してから女性部活動の一員となりました。
−会員になって得たことは。
子どもたちと食の出前講座を通して、触れ合えたことが一番の収穫です。子どもたちの目の輝きに感動しています。
−今後はどんな活動をしていきたいですか。
食は生活の基本となるので、「押し寿司」などの阿久比の伝統食を追求していきたいです。地産地消の考えから、地元で取れる食材を大切にしたいと思います。
−『めざせ!ハッピーライフあぐい21』についてはどのように思われますか。
地域や家庭が手を取り合い、小さなことをひとつひとつ積み重ねていくことで、何かが見えてくると思います。まちづくりを基礎にして、推進していけるといいですね。
−自分の健康づくりについて教えてください。
私は在職中、ハードスケジュールで仕事をして、自分の健康を振り返ることもありませんでした。6年前、病気で20日間入院しました。どんなに忙しくても3食きちんと取ること、適度な運動をすること、自分の健康は自分で守ることが大切だと実感しました。
今は、毎日45分間歩いて、ストレッチや健康体操も行っています。
病気になってからでは遅いので、皆さんは、どんなに忙しくても少しでも余裕を作り、健康づくりに心掛けてください。
−町民の皆さんにひとこと。
阿久比の皆さんが、毎日笑顔で暮らせることができればと思っています。子どもたちが、安心できる場を作ってあげることが大切だと思うので、家庭のだんらんを少しでも作れるよう心掛けてもらいたいです。
女性部で豆腐作りをしているときの子どもたちの笑顔や目の輝きが、家庭の中にもあふれればいいなあと思います。私は生粋の阿久比っ子なので、阿久比に対する思いは強いんですよ。(笑)

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

新美さんの話は元気いっぱいでバイタリティにあふれていました。これからも笑顔あふれる町づくりのために、ますます頑張っていただけると感じました。



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