広報 あぐい
2007.10.01
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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革(71)

□問い合わせ先  防災交通課 TEL(48)1111 (内208)

= 気象庁 =

10月1日から緊急地震速報を一般の方へも提供

緊急地震速報は、情報を見聞きしてから地震の強い揺れが来るまでの時間が数秒から数十秒しかありません。その短い間に身を守るための行動を取る必要があります。

緊急地震速報を見聞きしたときの行動は、「周囲の状況に応じて、あわてずに、まず身の安全を確保する」ことが大切です。

具体的な行動は次のとおりです。

●家庭では
頭を保護し、丈夫な机の下などに隠れてください。あわてて外に飛び出さない。
●人がたくさんいる施設では
施設の係員の指示に従ってください。落ち着いて行動し、あわてて出口に走り出さないでください。
●街中では
ブロック塀の倒壊などに注意してください。看板や割れたガラスの落下に注意して、建物から離れてください。
●山やがけ付近では
落石やがけ崩れに注意してください。
●自動車運転中は
あわててブレーキを掛けないでください。ハザードランプを点灯し、揺れを感じたらゆっくり停止してください。
●鉄道やバスなどに乗車中は
緊急停止に備え、つり革や手すりにしっかりつかまってください。
●エレベーターでは
最寄りの階で停止させて、すぐに降りてください。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

気象庁「緊急地震速報Q&A」

緊急地震速報がテレビやラジオで放送されるとのことですが、スイッチを切っている場合は、自動でスイッチが入るのですか。
テレビ・ラジオのスイッチが自動で入るものではありません。これまでの地震情報と同様に、テレビなどを視聴していた際に、スーパー(文字テロップ)として番組に重ねて放送されます。
 
緊急地震速報の入手方法は。
テレビ・ラジオ、集客施設の構内放送などから伝えられる予定です。このほかにも、気象業務支援センターや民間の情報配信会社から入手することができます。
 
緊急地震速報の受信端末を販売している会社は。
民間の情報配信会社などでは、緊急地震速報専用の受信端末やパソコンなどを情報通信端末とした提供事業を展開しています。緊急地震速報利用者協議会のホームページでは関連事業者を紹介したものがあります。詳細については、個々の事業を提供する会社などへ問い合わせてください。

NHKのテレビ・ラジオで緊急地震速報を放送することを発表しています。一部の携帯電話会社では携帯電話への緊急地震速報の配信が計画されています。詳細については、携帯電話各社へ問い合わせてください。

緊急受信速報の受信装置の設置を義務化しているなどと話す業者には注意してください。「市町村の防災センターやマンションの管理業者」などと名乗り、緊急地震速報の受信端末を家庭へ設置することを行政が義務化しているような説明を行い、販売しようとする業者が現れています。情報を提供する気象庁では、住民の皆さんに受信装置の設置などを義務付けたり、あっせんしたりすることはありません。



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