日本でのB型とC型肝炎ウイルスの持続感染者(キャリア)は、合わせて300万人以上と推計されています。あまり症状が現れないために感染に気が付かないことがほとんどですが、放置しておくと慢性肝炎などに移行する可能性があります。
感染を早期に発見して、適切な治療を行うことが重要です。
- □検査対象者
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(1) |
1992年以前に輸血を受けた。 |
(2) |
長期に血液透析を受けている。 |
(3) |
輸入非加熱血液凝固因子製剤の投与を受けた。 |
(4) |
(3)と同様の感染の心配がある非加熱血液凝固因子製剤の投与を受けた。 |
(5) |
フィブリノゲン製剤(フィブリン糊としての使用を含む)の投与を受けた。 |
(6) |
大きな手術を受けた。 |
(7) |
臓器移植を受けた。 |
(8) |
薬物を濫用した経験がある。入れ墨をしている。 |
(9) |
ボディピアスを施している。 |
(10) |
B型肝炎ウイルス感染者またはその可能性のある者と性交渉があった。 |
(11) |
その他(過去に健康診断などで肝機能検査の異常を指摘されているにもかかわらず、その後肝炎の検査を実施していないか、感染率の高い地域に住んでいるなど。) |
- □注意事項
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(1) |
正確な検査結果を得るためには、感染の機会からおおむね3カ月以上経過している必要があります。 |
(2) |
検査は、血液を用いて行いますので、約5mlの血液を採取します。 |
(3) |
検査結果のお知らせまでに、1週間程度かかります。 |
(4) |
医師が不在の場合は、採血できないことがありますので、あらかじめ問い合わせください。 |
- □検査受付時間
- 毎月第2・第4水曜日の午後1時~午後3時半(祝祭日を除く)
- □場所・問い合わせ先
- 愛知県半田保健所
- 半田市出口町1-45-4
- TEL (21)3341
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