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2025.07.15


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春の叙勲受章 おめでとうございます

 5期20年。「今回の受章はこの長い任期を振り返るきっかけとなった」と話し、「個人でもらった章というよりも、町民の皆さんと一緒に町づくりをしてきた成果。皆さんにお礼を伝えたい」と続け、深い感謝の気持ちを述べました。

 "好きです、阿久比"その気持ちから始まったという町長の務め。住む人が気持ちよく、快適に日々を過ごせる町を目指した在任期間でした。

 住民サービスに根差した新庁舎を建設し、名鉄阿久比駅が特急の停車駅になったことで交通の利便性が高まりました。より多くの子どもを育むことができるようになった英比保育園の開園。「この決断を未来の町民がどう思うか」を念頭に、目の前の課題に向き合ってきた結果が町のあちこちに残ります。

 常により良いものを目指す向上心と、行動力で20年という道のりを歩んできた竹内さん。「夢と希望とチャンスがあるいい町だと知って欲しい」と願う姿に、今も変わらず町を想う姿勢がありました。

 型枠大工として、長年の功績を認められ今回の受章となりました。

 「皇居の中に入った時、初めて実感を持てた」と語る新美さん。せっかく働くなら友人と楽しく勤めたいという理由から始めた仕事でしたが、現場が変わる面白さや、一つとして同じものをつくることがない仕事内容に魅力を感じ、今日まで継続。

 携わった建物の中でも思い出深いのが、阿久比町役場と食堂の建て替え工事だそうです。「自分が住む町の役場だからやってみたかった」と喜んだものの、食堂の楕円型に大苦戦。「図案もなくて大変な仕事だった。もう二度とやりたくない」と続ける一方、笑顔で楽しそうに話す姿に仕事への熱意とプライドが込められていました。

 生まれも育ちも阿久比町。「65歳まで怪我なく仕事を続け、見慣れた風景に囲まれた阿久比にこれからもずっと暮らし続けたい」と郷土愛に力を込めます。これまで積み重ねてきた経験を活かして、これからもご活躍ください。