第191号 令和3年11月1日発行

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小柳みゆき 議員

小柳みゆき 議員(桜海会)

危険な通学路

あらたな看板を設置

 今年6月28日の千葉県八街市の通学路での児童5人死傷事故があった。
 事故を未然に防ぐことが大切である。町内全体の通学路と保護者から指摘があった通学路について、改めて考える。

… 総務部長 … 民生部長 … 建設経済部長 … 教育部長

 この事故をうけて全国で「危険な通学路」の見直しがあった。
 本町でも危険な通学路等の点検・確認など改めて行ったか。
 各小中学校で確認。8月25日阿久比町通学路交通安全対策会議を開催。危険個所は早急に安全策を講じていく。
 英比小学校南の時間規制による車両通行止めとなる通学路について
(ア)車両通行止めの7時30分から、生徒が登校を終える8時過ぎまでに25台ほどの違反車両の通過を確認している。
 その対策。
(イ)保護者からは、交通事故以外にも「人目がなく、不審者がいても助けを求められない」「急な雷雨や竜巻などに対しても身を隠す場所がない」との声が上がっている。現状に合った通学路に変更する考え。
 (ア)警察に現場の確認と取り締まりを依頼。町が設置した看板が劣化していたので交換し、新たな看板の設置も検討。
 (イ)この道路は踏切を回避し、交通量が少ないという安全第一の理由から通学路に指定している。中学校に伝え、不審者対策、天災対策を踏まえ協議してもらう。

生理用品と女性支援

支援方法を考えていく

 コロナ禍において様々な問題がおきている。その中の一つである「生理の貧困」が明るみに出たことをきっかけに、学校の女子トイレに生理用品を常備する自治体が増えている。
 この問題は貧困以外にも、生理の不快や苦痛を軽減し、教育の機会を妨げないための施策であり、女性支援に通ずると考える。
 学校のトイレに生理用品を常備することの必要性と貧困問題をどのように考える。
 本町では必要があれば保健室に用意してある。メリットは突然生理になったとき。デメリットは衛生管理が難しい。
 自分で用意する心構えを身に着けることが大切である。
 学校へ寄贈していただいた生理用品なども十分活用し、貧困問題を全体的なものと捉え、援助方法を考えていく。
 本町でも希望者に生理用品を配布しているが、一般に知られていない。
 広報やホームページで案内をする予定。
 生活困窮者を対象とした生理用品の配布は、役場庁舎と保健センターで実施、社会福祉協議会では、生活困窮者の相談の中で、食糧支援などと同様に生理用品を配布している。生活困窮者を対象として、試験的に実施している事案のため、現時点では広報などで案内する予定はない。

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