9月14日に文教厚生委員会を、15日に総務建設委員会を行い、それぞれの委員会に付託された議案の詳細な説明を受け、審査を行った。
主な質疑は次のとおり。
議案第37号 令和3年度 阿久比町一般会計補正予算(第5号)
- 観光振興事業費の菊花展補助金第三者委員会の報償費とあるが、第三者委員会の構成や任期。
- 委員1人3,000円の3回、10人を想定。委員については、知見を有する者を予定している。
補正予算が通り次第速やかに決め、早ければ10月上旬から来年の2月までにまとめ、3月議会に報告したいと考えている。
認定第1号 令和2年度 阿久比町一般会計歳入歳出決算認定について
- 町民税の収納について、コンビニ収納が始まり利便性が良くなったが、平成29年から大きく変わらない。その評価と、納税手段別の納税割合。
- 収納率は全体で、昨年より0.1%上昇している。新型コロナウィルスの影響で収納率が減少すると見込まれたが、コンビニ収納により現状の収納率を維持でき、効果があった。
全体の納付件数は、7万4,000件ほどであり、そのうち口座引き落とし納付を引くと3万1,000件で、そのうちコンビニ収納は4割ほどの結果となった。納付方法の多様化により、ニーズにこたえている。 - 生ごみ堆肥化装置補助金が昨年より倍増しており、非常に良い傾向である。一般質問でキエーロという生ごみ処理機の検討があった。当局は一度検証したいとしていたが、検証結果はどうなっているのか。採用の方向で検討しているのか。
- 常滑市等がキエーロの関係の補助をしている。キエーロ製作金額の負担割合が今ある購入補助費よりも高い金額になりそうで、製作にかかる費用を聞き取りしている状況。まだ採用までは至っていないが、単価が安くなれば検討していきたいと考え、情報を集めている。
(副委員長 山本 良輔)
議案第37号 令和3年度 阿久比町一般会計補正予算(第5号)
- PCB廃棄物処理は昨年もあったが、まだ他にも処理しなければならないものがあるのか。
- 今回は高濃度の廃棄物処理で、他に低濃度の廃棄物があり、今後計画的に処理していく。
- 家庭用WiFi40台を購入とあるが、小中学生の家庭に対し、40台分WiFi環境が不備なのか。
- 40台分は準要保護の家庭で使う予定。基本は、各家庭でWiFi環境を整備してほしい。
認定第1号 令和2年度 阿久比町一般会計歳入歳出決算認定について
- 小中学生全員と教職員、学校にネットワーク環境、サーバーネットワークはすべて完了したか。
- 生徒1人1台の端末は完了、高速のWiFi環境は整ったが、先生の端末は不足している。また、全部の小中学校が一斉に使用すると、容量オーバーになることが判明。来年夏にサーバーの入替作業を行う予定。
- 予算計上されている中学生の平和体験事業がコロナ禍で中止されている。県内の他施設に変更または、GIGAスクールでリモート等やれる方法を検討したか。
- 本来、平和体験事業は、その場に行って学んでくることを目的としているが、GIGAスクールで使っているタブレットを使っての学習も今後研究していきたい。
認定第3号 令和2年度 阿久比町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
- 居宅介護サービスは、今後増えることが想定されるが、今後どのように展望するか。
- 令和3年度から5年度までの、第8期介護保険事業計画・高齢者福祉計画において、町民が入所・通所できる2施設を建設する計画としており、準備を進めている。
(副委員長 竹内 卓美)