第191号 令和3年11月1日発行

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新美三喜雄 議員

新美三喜雄 議員(新済会)

都市計画道路環状線

名古屋鉄道高架案が有力

 環状線は、本町の東西線として西尾知多線と並び重要な道路として、また新半田病院や中部国際空港及び東部地区の阿久比半田線へのアクセスとして早期着工が期待されている。

… 総務部長 … 民生部長 … 建設経済部長 … 教育部長

 2018年3月定例会において同僚議員の質問に対し「町内部において実現可能な案を検討している」と回答しているが当時どのようなプランを検討したか。
 当時、実現可能な案がないか検討したが、県に示すことができていない。県の建設局長から環状線には課題が多いとの見解もあり、今後も調整し進める。
 2020年2月県知多建設事務所の企画調整監から道路高架案・道路アンダー案・鉄道高架案が示されたが、野崎交差点平面交差の要望だと鉄道高架案を有力案とするか。
 環状線は野崎交差点を平面交差にて整備することが可能な案を県に要望している。本町は道路構造や町民の利便性など総合的に思案し、鉄道高架案が最も有力案だと考えている。
 NAMトライアングル構想には欠かせない道路の一つと思われるが、どう推進するか。
 本町は名古屋のN、阿久比のA、三河のMを結ぶNAMトライアングルラインによる町の発展を目指している。特に南北に結ぶ名古屋半田線を最も重要な路線として早期整備を期待している。三河とのアクセス道の計画で最重要路線は名古屋三河道路である。環状線も東西を結ぶ重要な道路だが、現在は新半田病院への暫定道路の整備を半田市と連携して進める。

令和元年度決算の財政状況

借金返済計画は順当

 地方債残高は、住民一人当たりにすると類似団体に比べ倍額あり積立金(財政調整基金)は約半額と厳しい状況である。また目的別歳出は同比較において、民生費は高いが商工費・土木費が約半額である。
 新庁舎・アグピアホール(総工費46億円)また新学校給食センター(総工費20億円)の借金返済計画。
 新庁舎の令和2年度末元金残高は約22億円。元利償還金は令和5年度まで約1億3,600万円、令和28年度に償還終了。新学校給食センターの元金残高は約13億円。元利償還金は令和6年度に約5,200万円となり、令和32年度に償還終了。
 今後の財政調整基金の適正額はどれほどと読んでいるか。
 標準財政規模の20%程度と考え、この水準を維持していく。
 商工費・土木費が少ない理由。
 類似団体の東浦町及び武豊町と比較すると、商工費は同水準で妥当。土木費は低い水準にあるが、道路及び河川延長が少なく、港湾・町営住宅が無く、喫緊の課題である教育・子育て支援事業を重点化したこと。

コロナ禍の地方創生臨時交付金

今後も支援策を講ずる

 今までの使途。今後の支援策。
 すでに支援事業として23事業、約3億6,000万円支出。本年度も必要な感染の検査費用の助成や生活支援全般にわたり、今後も必要とする支援策を実施していく。

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