瀧塚 政明 議員
平成30年3月22日に議会改革調査特別委員会を設置した。
委員会を6回開催し、議会運営全般について調査・研究を重ね、一定の指針として取りまとめ次のとおり報告した。
- •議員定数
- 現状維持とする。(14名)
- •議員報酬
- 現在の水準が妥当である。
- •議会基本条例
- 現段階で条例の制定は必要なしと考える。
- •一般質問
- 質問時間は現状と同様とする。反問権は必要なし。
- •委員会
- 常任委員会は現行どおりの構成とする。反問権は必要なし。
- •議会事務局の体制
- 条例の定数どおり3人体制を要望する。
- •議会だより
- 一般質問の掲載について、答弁者を記載する。
各常任委員会から3人ずつ選出し、委員定数を6人とするよう議案を提出する。 - •条例改正の議案
- 資料として新旧対照表を添付するよう要望する。
- •議会傍聴規則
- 第7条第1号「帽子、外とう等を使用しないこと」を削除する。
- •本会議場の設備
- カメラの位置を下げ、議員の顔や表情が確認しやすくなるように要望する。
- •各種審議会、議会選出委員等の就任及び報酬
- 必要最小限と思われるので、現状維持とする。
- •補助金団体への役員就任
- 議員が役員に就くことを極力回避するよう努力する。
- •政務活動費
- 交付額、交付方法、使途の範囲等について、現状維持とする。
- •傍聴者への配慮
- 手話通訳者・要約筆記者を派遣する体制を整備する。
7月4日 | 兵庫県神戸市 神戸市立義務教育学校港島学園 | |
7月5日 | 大阪府大阪市 大阪市立むくのき学園 |
三留 享 議員
本町の幼保小中一貫教育
①欠落なき教育
②段差なき教育
③落差なき教育
これらの現状と今後を考えるため視察を行った。
神戸市港島学園(県内1校目)
•神戸ポートアイランドに所在
•平成28年の新法律により「港島小学校」と「港島中学校」を統合した小中一貫学校。児童生徒789人。
設置者の判断で国の定める教育課程と異なる教育課程が組めるのが特徴。
視察時に行われていた体育館での1年生〜9年生の全学年作品展は、学園全体の連携が取れている様子が表れていた。
大阪市立むくのき学園
•新大阪駅に近い東淀川区
•平成26年「啓発小学校」と「中島中学校」を一体型にして開校された小中一貫校。
•地元優先ではあるが、大阪市内全域が募集対象。
•児童生徒15学級で436人。
•前期(1年生〜4年生)、中期(5年生〜7年生)、後期(8年生〜9年生)に分け目標の明確化を図っている。
〔考察〕
両校とも、小学高学年の教科別担任制や乗り入れ指導など、学力の維持向上に努力するとともに、少子化による学校の維持が深刻な問題になっていることを痛感した。

7月23日 | 三重県菰野町 アクアイグニス | |
伊勢市 伊勢リサイクルプラザ | ||
7月24日 | 鳥羽市 鳥羽市リサイクルパーク |
都築 重信 議員
アクアイグニス
阿久比町観光資源の今後を考える。
阿久比PA(下り)への評価
①来場者は、年間約70万人を見込んでいる。
②阿久比町や知多半島の発展を目指し、PRを行う。
③「おにぎり」がよく売れている。
アクアイグニス(菰野町)の状況
①来場者は、年間約100万人。
②菰野町は温泉もあり、土・日・祭日を中心にたくさんの方が利用される。
③2020年には三重県多気町にアクアイグニス多気が開業予定。
伊勢リサイクルプラザ
ごみ減量の取り組みを視察
①ごみ減量の啓発活動を目的としている。
②物を大切にする心、食べきり、水切り、使い切りを推進している。
③粗大ごみで出た家具の無料提供には希望者が多く、抽選で行っている。
④衣料品、子供用品のリユース市、常設で展示販売している。
鳥羽市リサイクルパーク
①2年前にゴミ袋1枚10円を45円に値上げした。反対意見多数であったが、ごみの減量につながった。
②生ごみ処理機の利用を進め、年間92トンほどの生ごみの減量になっている。
③リユース品の常設展示販売を行っており、外国人が大量に買っていく。ごみ処理に役立っている。
8月20日 | 岩手県大船渡市 | |
8月21日 | 陸前高田市 |
渡辺 功 議員
東日本大震災での犠牲者1万5千人以上のうち、実に90%以上が「溺死」、つまり津波にのまれて死亡。
震災から7年が経過した。
今どのようになっているのか。実際に自分たちの眼で確認しようと大船渡市と陸前高田市を訪問した。
大船渡市
JR大船渡線を含めて山側は、かさ上げし「安全な住宅地」として整備。
海側は、災害危険区域に指定し「住居を制限した商業業務地」として整備。
住環境確保については、災害公営住宅が整備され、高台移転住宅団地の整備も完了。今後の商業・観光の中心となる駅周辺地区整備、水産業施設や漁港関係施設なども概ね順調に進捗している。
陸前高田市
津波の再来に備えた防潮堤建設や土地かさ上げに加えて、損壊した市庁舎や駅を含む施設の移転など都市機構の再建や産業復興が進められている。
しかし、壊滅的な被害を受け、多くの犠牲者を出した陸前高田の今を目の当たりにして、完全なる復興への道のりはかなり遠く感じる。
甚大な災害が発生し、多くの人々が被災した時、そこから学べるものがあるとすれば、一つは『助け合いの心』ではないだろうか。