広報 あぐい
2005.07.15
バックナンバーHOMEPDF版 ダウンロードページへ

夏 水の事故に注意

消防署からのお知らせ

大人が子どもを守りましょう

夏は海、川、プールなどで子どもが水遊びをする機会が多くなり、水の事故も増えます。

子どもの事故は大人や保護者のちょっとした注意で防ぐことができます。ルールを守って楽しい夏を過ごしてください。

子どもの事故防止

  • 危険な場所に行かないよう、日ごろから親子で話をする。
  • 子どもを海や川で水遊びさせる場合は、子どもから絶対に目を離さないようにする。
  • プールだからといって、安心せず監視をしっかりする。
  • 友達と遊んでいたりして、不意に川や池に落ちたりしたら、まず大声を出し、近くにいる大人に知らせるよう日ごろから子どもに教える。
  • 近くの池や防火用水などの防護柵、注意看板などが壊れていたら、所有者・管理者に連絡し、早く修理してもらうようにする。

もし、子どもたちだけで水の事故にあったら…

水難事故の際、子どもたちだけで助けようとして、よく二重事故が起こります。どうしたらよいのか、日ごろから次のことをよく教えておくことが大切です。

  • 大きな声で大人を呼ぶこと。
  • 周りにだれもいない場合、水の中に入って助けようとしてはいけない。自分も引きずり込まれてしまいます。
  • 陸上から、身近なものを差し伸べて引き寄せるなどして、泳がないで助けるようにする。

事故が起きたときの処置

  • 大声を出すなどして、近くにいる人に助けを求める。
  • 水の中に入り救助する場合は、二重事故に注意する。
  • 消防署(119番)、警察署(110番)、海上保安庁(118番)に早く知らせる。
  • 岸から浮き輪、ビーチボール、竿(さお)、クーラーボックス、ペットボトルなどを使って援助する。

竿(さお) ビーチボール
【阿久比支署 救命ボート訓練実施時撮影】

水遊び中の子どもから目をはなさない

大人や保護者が目を離したスキに事故にあうケースがほとんどです。


子どもだけで水遊びに行かせない

水の事故は、大人や保護者のいないときに多く起きています。

 

乳幼児の事故は、周囲の大人が気を配って予防する以外に方法はありません。

乳幼児は、体に比べて頭が大きく、力も弱いので、バケツなどに頭から落ちこむと自分ではなかなか起き上がれません。コップ一杯(鼻と口を覆うだけ)の水があれば、いつでもどこでも事故は起こり得ます。

乳幼児のために家庭内を見直しましょう。


  • ○水の入っている浴槽
  • ○使用中の洗濯機
  • ○水の入っているバケツやたらい
  • ○洗面所、便所
  • ○遊んだ後のビニールプール
  • ○庭の池
 

半田消防署阿久比支署では、
救急法の講習会を随時受け付けています。

 

上級救命講習会(8時間受講) 成人・乳児など対象の心肺蘇生法+止血法+AED+搬送法など
普通救命(I)講習会(3時間受講) 成人対象の心肺蘇生法+止血法+AED
普通救命(II)講習会(4時間受講) 成人対象の心肺蘇生法+止血法+AED
(希望により小児・乳児などに対する心肺蘇生法も実施します。)

※AED(自動体外式除細動器)とは、今まで医師、救急救命士などにしか使うことができなかった心臓に電気ショックを与える機械です。

問い合わせ先  半田消防署 阿久比支署 TEL(47)0119




<<前ページへ ▲目次ページへ 次のページへ>>