来年2月にガンバ大阪への入団が内定した髙尾瑠選手が町長へその報告に訪れました。阿久比町からJリーガーが輩出されるのは初めてです。

髙尾選手は幼稚園からサッカーを始めました。小学校に上がると町内のサッカークラブ「A.F.C.AGUI」に入り、さらに練習に打ち込みます。「毎日、朝も夕方も富士塚公園へ行って自主トレをしていました」。笑顔で話す髙尾選手はその後名古屋グランパスU15・U18に入り精鋭の中で技術を磨きました。試合になかなか出られず、辛い日々を過ごすこともありましたが、欠かすことなく練習を続けたことが、今回のプロ入りにつながったとのことです。髙尾さんは「オファーを受けたときは今までサッカーを続けて良かったなと思いました。まだスタート地点に立っただけなので、たくさんの試合に出てチームの優勝に貢献できるよう頑張りたい」と力強く語りました。町長は「阿久比町の子どもたちの目標となるような選手として活躍してほしい」と激励しました。

阿久比谷虫供養の行事「土用干し」が高岡地区の観音寺で行われました。土用干しは大切に保管されている町指定文化財の掛け軸などを夏の風に当て、カビや虫害を防ぐために行われます。

掛け軸の前には餅や季節の果物が供えられ、導師や同行衆の声に合わせて百万遍の念仏を唱和し、鐘や太鼓を打ち鳴らす音が辺りに響いていました。

阿久比パーキングエリアでリニューアルオープンセレモニーが行われました。アグピーも参加し、テープカット後のオープニングアクトでは「知多トラフィックキャラバン隊」の演奏に合わせて参列者と一緒に元気に踊りました。建物は外に木のひさしがせり出すような外観で、世界的に有名な建築家の隈研吾さんが監修しています。阿久比パーキングエリアのレストランには有名シェフの奥田政行さんのイタリア料理店と、日本料理人の笠原将弘さんのおにぎり店が出店し、試食会場では参列者の皆さんが美味しそうにピザを食べていました。