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2018.08.01


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愛知県町村会会長・全国町村会副会長就任のごあいさつ

【町村会とは】

町村の発展に向けた政策に関する各種の調査・研究や市と町村の情報交換の場を設けるための連絡調整、国・県などに対する要望や陳情、地方行政に関わりのある各種の政府審議会などへの参加など政務活動を中心に行っています。

阿久比町長 竹内 啓二

このたびは平成30年7月豪雨により、被害に遭われた皆さまに心からお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。また、昼夜の分けなく被災地で懸命な救助を行い、尽力しておられる方々に深く敬意を表します。一日も早い復旧・復興を心からお祈りし、本町としましてもできる限りの支援を行いたいと考えております。

さて、町民の皆さまにおかれましては日頃から町政にご支援ご協力をいただき御礼申し上げます。

このたび愛知県町村長の皆さまの温かいご推挙により町村会の会長に就任いたしました。また、全国都道府県町村会長会において全国町村会の副会長にも選任されましたことは、身に余る光栄であり、その重責を思うと身の引き締まる思いです。これも一重に町民の皆さま、町議会議員の皆さま、役場職員をはじめとして、多くの方々が本町の発展にご尽力をいただいているおかげをもっての就任と受け止めています。心から感謝いたします。

振り返ってみますと阿久比町は近年、世帯増加率や人口増加率が県内でトップクラスになってから、「元気のある町」として認識されるようになってまいりました。特急停車駅となった名鉄阿久比駅の利便性が向上し、乗降客も増加しています。新庁舎とアグピアホールも公民館と共に利用が増えています。新庁舎におきましては建築コンテストなどで多くの賞をいただき、他市町村からの行政視察も多く受け入れており、高い評価をいただいています。学校施設においても、町内小中学校の普通教室はエアコン設置率100%を達成し、この酷暑の中でも子どもたちは快適に授業を受け喜ばれています。

スポーツ界においても愛知駅伝では町村の部で初の優勝に輝きました。平昌冬季オリンピックでは國武大晃君が本町初のオリンピック選手としてスノーボードの競技に出場しましたし、サッカーワールドカップロシア大会では、佐藤隆治さんが審判員として参加しました。また、本町初のJリーガーとして高尾瑠選手がガンバ大阪に入団決定するなど、町民の方々の活躍が話題となりました。町内の子どもたちは、この方たちの雄姿を身近に感じ世界へと夢を膨らませていることでしょう。

愛知県がまとめた「あいちの市町村民所得」の経済成長率においても県内で一番になるなど、町自体も確実に力がついてきていると感じています。企業や町民の皆さまの元気な活動やご努力が本町を支えてくれているものだと思います。今後につきましても、愛知道路コンセッション株式会社が、リニューアルした知多半島道路下り阿久比パーキングに有名シェフのお店を開店したのを皮切りに、上りパーキングの新設とリゾート施設「愛知多の大地」構想の実現に向けて動き始めています。建設事業では児童数の増加に伴い、給食センターの建て替え事業を平成32年の完成を目指して取り組んでいます。これらの事業を抱えながらの会長職の就任ではありますが、50を超える役職を与えられ、国や県の各種会議へも出席できることになり、霞が関の各省庁や県とのパイプを築く好機と捉えています。有識者の方々から教えを受ける機会も多くあり、最新の情報を持ち帰り、町政に生かしてまいりたいと思います。皆さまからいただいた信頼と期待にお応えすべく、恥をかかないよう微力ではありますが全精力を傾注して大任を務めてまいる所存です。

東京での会議が増え、町内行事の日程調整などご迷惑をお掛けし、皆さまにお会いできないこともあろうかと思いますがお許しください。しかし、どこにいようと、阿久比町民の皆さまの幸せを願い、皆さまのために働かせていただくことに喜びを感じ頑張ってまいりますので、よろしくお願い申し上げ、ごあいさつといたします。