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2018.02.15


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すこやかだより

~保健センター通信~

□問い合わせ先 健康介護課保健係 TEL (48)1111(内1520・1521)

厚生労働省では、成人1人当たりの適量の目安は「1日にアルコール分20グラム程度」としています。次に紹介する量が目安となっています。

適量であるとしても、毎日の飲酒はアルコールを分解する肝臓に負担をかけてしまいます。週に2日は、お酒を飲まない日「休肝日」を設けましょう。

肝臓を休ませたからといって、別の日に大量に飲酒し、肝臓に過度な負担を与えてしまっては意味がありません。休肝日とともに適量も心掛けましょう。

食事を取らずお酒を飲む人もいます。空腹のときにお酒を飲むと、胃の中に食べ物がないため、アルコールの吸収が速くなり、酔いやすくなります。食事と一緒にお酒を飲むことで、食べ物が胃の粘膜に層を作り、アルコールの吸収を抑え、胃が荒れるのを防いでくれます。特に、胃腸の粘膜の保護やアルコールの吸収を抑える効果がある豆腐や枝豆、納豆、魚介類、卵焼き、乳製品などがお勧めです。

ウイスキーや焼酎などアルコール度数の高いお酒は、のどや胃腸の粘膜、肝臓に強い刺激を与えます。強い刺激は、がんの原因となることもあります。体のためにも水や炭酸水などで薄めて飲みましょう。

一気飲みをし、急激かつ大量にアルコールを摂取すると、血液中のアルコール濃度が高くなり、脳が麻痺してしまいます。ひどい場合は、急性アルコール中毒を起こし、死に至ることもあります。

一気飲みをすること、させるような雰囲気を作ることは絶対にやめましょう。

お酒を飲んだら車の運転はもちろん、自転車の運転もしてはいけません。交通事故の原因になるので、絶対にやめましょう。


お酒を楽しく飲むためには、適量のお酒を自分のペースで、味わいながら飲むことが大切です。健康的な飲み方を心掛けましょう。