広報あぐい

2016.10.15


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伝統の虫供養 今年は横松地区

~まちの話題~

農作業で犠牲になった虫を供養し、田畑の恵みに感謝する「阿久比谷虫供養」が、秋分の日の9月22日に横松交差点南西角で行われました。供養場には大道場と8つの小屋が設けられ、それらの中には町指定文化財の12幅の掛軸やお供え物などが飾られました。午前中はあいにくの雨となりましたが、雨の上がった午後を中心に、平安時代の終わりごろから続く伝統行事を一目見ようと多くの人が訪れました。

高さ10メートルほどの松の木を削り、平和を願う言葉が書かれた「大塔婆」付近には、小さな子どもを連れた親子の列ができました。大塔婆の前に敷かれた砂山を乳幼児に素足で踏ませると「かんの虫封じ」や健やかに成長できるという言い伝えがあるからです。幼児を連れて訪れた夫婦は「子どもの夜泣きがひどいので、連れてきました。砂山を踏んだので、少しでもよくなってくれるとうれしいですね」と笑顔で話しました。

午後1時になると大道場でいよいよ虫供養の念仏が始まりました。導師の先導で、約30人の同行衆が2時間に渡り、百万遍念仏を唱えました。念仏が終了し、夕方になると供養場の小屋が次々と片付けられ、今年の虫供養は終わりを迎えました。そして、来年の当番となる椋岡地区への引き継ぎが行われ、道具などを一つ一つ確認し、箱に詰めていきました。伝統行事の虫供養は、今年も住民の手で盛大に行われ、無事に引き継がれました。


桜輝祭を阿久比中学校で開催

~まちの話題~

阿久比中学校の「桜輝祭」が、9月22日と26日の2日間行われました。今年のスローガンは「虹~みんなで架ける勝利への橋~」。文化の部では、文化部の日ごろの成果発表や有志のダンスなどが披露されました。体育の部では、生徒らは仲間と力を合わせて、クラス対抗競技・縦割り競技に臨みました。

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