広報あぐい

2016.09.15


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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 (281)

□問い合わせ先 防災交通課 TEL (48)1111(内1209)

-スコップを販売します-

町では、『スコップ一本 救命活動』を合言葉に、一家に一本スコップを備える運動を進めます。そこで、災害時に町民の皆さんがスコップを活用し、救出・救助活動や避難経路の確保などを行えるよう、購入費用を助成して販売します。

販売価格
1本1,000円
販売対象者
町内に住所を有する方
販売本数
1世帯につき1本 ※販売総数500本
販売開始日
9月15日(木)(販売本数が無くなり次第終了)
※土曜・日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)の閉庁日を除きます。
※販売は、役場開庁時間内(午前8時30分~午後5時15分)となります。
販売方法
身分証明書(運転免許証など)、印鑑、代金を持参して役場2階防災交通課窓口までお越しください。スコップはその日にお渡しします。
自助、共助による救命活動にスコップを活用

過去の大震災時において、被害者の多くが家屋倒壊の犠牲になりました。もし、その被災現場に『スコップ』があれば、倒れた柱や家具などをこじ開け、下敷きになった人の生存空間(すき間)を確保して救助を待つことができ、より多くの命が救えたと言われています。

-災害時におけるスコップの活用例-

倒壊家屋・家具などの下敷きになった人の救出

土砂により生き埋めになった人の救出

避難時における経路の確保(土砂、木材・コンクリート片などの除去)など
※バール、のこぎり、ジャッキなども併せて準備しておきましょう。

-自助、共助の重要性を認識-

過去の大震災時において、地震によって倒壊した建物から救出され生き延びることができた人の約8割が、家族や近所の住民などによって救出されたという調査結果が出ています。人命救助においては、災害医療分野で生死を分けるタイムリミットとされる『72時間の壁』が存在し、閉じ込めなどが発生した場合には、直後に救助ができないと生存確率がゼロに近づいてしまいます。災害の発生直後には、すぐに現場に向かうことのできる、地域住民の皆さんが最も頼りになる力となります。

-販売するスコップの概要-

全長:970ミリメートル
重量:1.8キログラム
頭部:スチール
頭部板厚:1.6ミリメートル
パイプ柄部:スチール鋼管
パイプ柄部板厚:1.2ミリメートル
耐荷重:80キログラム


    
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