広報あぐい

2015.12.01


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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 (267)

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防災リーダー・災害ボランティアコーディネーター養成講座が10月25日、勤労福祉センター(エスペランス丸山)で行われました。

午前の前半は、阿久比町と東浦町それぞれが防災活動などを紹介しました。阿久比町は「町・地域の防災について」と題して、まず、町職員が住民に防災情報や災害情報を知らせる手段、災害に備えた阿久比町の備蓄品、家具転倒防止対策事業の紹介を行いました。次に、自主防災会員が、安否確認フラッグや救急医療情報キットを使った地区での取り組みや自主防災会の「火消し隊」の活動を紹介。さらに災害で家族が離れた際の集合場所の確認や住宅耐震診断、家具の転倒防止金具の設置、7日分の食糧の備蓄、非常持ち出し袋の準備など各家庭で行うべき防災対策について紹介しました。阿久比町に続いて東浦町が、東浦の地震による被害想定、災害時の消防・町職員の体制、町としての防災対策について紹介しました。

後半は、あいち防災リーダー元会長の早川澄男さんによる「自主防災会のあり方」と題した講演がありました。防災リーダーを目指す受講者に「自主防災会の中心となる防災リーダーは、自主防災会の防災力を向上させるために、地域の良き防災アドバイザーとなって欲しい。地域の人に減災行動を起こさせるために、自ら率先垂範し、具体的に実践指導していくことが大切」という防災リーダーの心構えについて話しました。

昼食時間に、備蓄品のアルファー米の試食体験をし、午後からは、総合指導として東浦防災ネット田中德雄さんの指導で「自主防災会活動活性化演習」を行いました。受講者は、グループに分かれ、各グループごとに、地域の減災方法や訓練に参加してもらうための啓発活動など、防災会として取り組むべきテーマを選び、選んだテーマの問題点、具体的な行動計画を熱心に話し合いました。その後のグループ発表を通して、災害時には個人や地域、社会福祉協議会、福祉団体との連携を深めることが大切であることを確認しました。


    
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