2015.06.15
広報あぐい トップ » トピックス(11)
□問い合わせ先 | 産業観光課 | TEL (48)1111(内234) |
90代の高齢の母が、自宅を訪れた業者に「雨樋の掃除を3,000円でする」と勧誘された。雨樋の詰まりが気になっていたため依頼したところ「屋根の上に雨水桶が載っているが、屋根自体が古く重さに耐えられないので降ろした方がいい。漆喰も塗り直した方がいい」と屋根の様子を映した映像を見せられ、不安になって、追加で高額な契約をした。しかし、現状で雨漏りしているわけでもなく、格安で雨樋の掃除をするというきっかけから高額な屋根工事を勧誘する方法が不審であるため解約したい。
契約者本人に解約の意思が無ければ解約はできない旨を伝えた上で、特定商取引法上の訪問販売に当たるため、クーリング・オフ通知を出すことを助言しました。後日、相談者より、クーリング・オフ期間内に通知をすることができたと報告がありました。
突然来訪した業者が不安をあおり、契約を急がせたり、格安の工事をきっかけに、高額な追加工事の契約を勧めたりする事例が多くあります。工事などの契約は、その場ですぐに判断せず、複数の見積もりを取って比較検討するなど、工事の必要性や金額の妥当性を十分検討しましょう。必要のない場合は、きっぱりと断るようにしましょう。
※知多消費生活相談室(知多県民センター内)でも消費生活相談を行っています。
月曜日〜金曜日 午前9時〜午後4時30分 TEL (23)3300
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