健康日本21あぐい計画（第2次）を策定しました。

日本の平均寿命は、医学の進歩などにより急速に伸び、世界有数の長寿国となっています。しかし一方でがん、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病の人や認知症・寝たきりで介護を必要とする人が増加しています。

そこで、国では全ての国民が健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を築くために「健康日本21」を策定しました。

阿久比町においても、町民の皆さん一人一人が自分自身の健康に関心を持ち、自分にあった健康づくりに取り組めるよう、平成17年7月に「健康日本21あぐい計画　めざせ！ハッピーライフあぐい21」を策定しました。今回、策定から10年経過した第1次計画の見直しを行い、「健康日本21あぐい計画（第2次）」を策定しました。この計画の期間は、平成27年度から平成32年度までの6年間です。

■健康日本21あぐい計画（第2次）が目指すこと

第1次計画を踏まえ、町民の皆さん一人一人が主体的に健康づくりに取り組むとともに、個人の健康に影響を及ぼす社会環境の改善にも取り組み、個人の健康づくりをさらに進めやすくします。個人と地域、行政が互いにつながり、地域ぐるみで健康なまちを目指しましょう。

■計画の枠組みと特徴

健康に関するキーワードを以下のように、4つの柱と11のテーマに分け、テーマごとに「町民の皆さん自身に取り組んでほしいこと」「地域や職場での取り組み目標」「行政の取り組み目標」を掲げています。

4つの柱と11のテーマ

「母と子の健康づくり」

▽妊娠・出産期の健康づくり
▽乳幼児期の健康づくり
▽学齢期の健康づくり

「健康な生活習慣の実践」

▽栄養・食生活
▽身体活動・運動
▽休養・こころの健康
▽たばこ・アルコール
▽歯・口腔の健康
▽介護予防

「疾病の予防」

▽生活習慣病予防対策の推進

「地域ぐるみで健康づくり」

▽地域における取組の推進

これから11回シリーズで、テーマごとの具体的な内容についてお伝えします。自身の健康づくりの参考としていただき、元気な毎日を過ごしましょう。