広報あぐい

2015.03.15


広報あぐい トップ » トピックス(4)

安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 (250)

□問い合わせ先 防災交通課 TEL (48)1111(内208)

乳幼児を持つご家庭の備え

今後30年以内にマグニチュードが8〜9クラスの南海トラフ巨大地震が発生する確率は60パーセント〜70パーセント程度といわれています。この地震が発生した場合、本町では最大震度7の揺れに襲われ、約200人が死亡し、約3,100棟の家屋が全壊あるいは焼失すると想定されています。

また、近年、非常に多くの風水害がこの地方でも発生しています。

生まれてくる赤ちゃんや子どもが成人になるまでに、巨大地震や大規模な風水害に遭遇する可能性は非常に高いと思われます。幼児期からの防災教育は、将来のお子さんの命を守り、家族を守る減災につながります。

皆さんの家族への被害が少しでも軽減できるよう、日頃から防災意識を持つことが大切です。乳幼児のいる家庭では、特に日頃からの備えをしてください。

【乳幼児のための備え】
□飲料水
発災直後から断水になるかもしれません。幼児でも大人と同じ1人1日3リットルが必要といわれています。
□粉ミルク
保存期間が短いので、日頃から家庭でストックしておきましょう。
□哺乳瓶
□家庭用カセットコンロとやかんなど
停電になれば電気ポットは使えません。やかんなどで代用します。
□ベビーフード
□食物アレルギー対応食品
(食物アレルギーの心配のある乳幼児)
□紙おむつ
日頃から家庭でストックしておきましょう。
□おしりふき
□おんぶひも
避難する時に両手が使えないと不便で危険です。
□着替え
□母子手帳
□非常持出袋

地震はいつ発生するかわかりません。平日の昼間では母子だけの家庭が多いと思います。離れた家族と連絡をとる方法は、「NTT災害伝言ダイヤル171」や各携帯電話会社の開設する「災害用伝言板」が有効です。利用方法の確認や避難するときの集合場所を取り決めておくことが大切です。

また、固定されていない家具、冷蔵庫、テレビなどがお子様やご家族に倒れてくる恐れがあります。しっかりと固定し、家の中の安全を確保しましょう。

    
防災行政無線情報は電話でも

防災行政無線が聴き取りにくい場合はTEL (48)7030へ問い合わせてください。最新のメッセージを聴くことができます。