2014.03.01
広報あぐい トップ » トピックス(4)
町幼保小中一貫教育プロジェクトでは、「幼稚園・保育園と小学校」「小学校と中学校」の間にある段差(ずれや逆転)をなくし、スムーズな接続を図る取り組みをしています。具体的な実践として前号で「小学校体験研修」を紹介しましたが、今回は「幼稚園・保育園体験研修」を紹介します。
平成25年度は、7月22日(月)〜8月20日(火)の期間で実施しました。本年度他市町から阿久比町の小中学校に赴任した教員や初任者と希望教員が、期間内の1日または2日、町内の保育園・幼稚園を訪れました。参加教員は、延べ31人でした。
どの教員も、幼稚園・保育園での研修を通して保育の現状を体験し、普段の園児たちの様子を知りました。参加教員は積極的な姿勢で、分からないことを園の先生に聞くなどしていました。今後の指導に役立つ経験となるとともに、保育を学ぶよい機会となりました。
▽英比保育園 | 小学校3人・中学校5人 |
---|---|
▽草木保育園 | 小学校3人 |
▽宮津保育園 | 小学校2人・中学校2人 |
▽城山保育園 | 中学校2人 |
▽東部保育園 | 小学校4人・中学校1人 |
▽中部保育園 | 小学校2人 |
▽南部保育園 | 小学校3人・中学校1人 |
▽ほくぶ幼稚園 | 小学校3人 |
○園児をよく見て、手伝う部分と園児に任せる部分のバランスを、保育士がうまくとっていると感じた。毎日の繰り返しの指導で、自分でやる習慣が少しずつ身に付いてきたのだと思った。
○優しい声色や口調、園児が理解しやすい簡単な言葉で、保育士が声掛けをしていて、とても聞き取りやすかった。これからは、子どもたちに同じような声掛けを意識してやっていきたい。
○園児は自分なりの意見や考えをもっていて、保育士は「そうだね」と受容する答え方をしていた。「共感する」「共有する」ことの大切さを学んだ。
○登園時や降園時の保育士と保護者の短いやりとりは、大切な時間だと思った。日頃からこまめにコミュニケーションをとり、よりよい関係を築くことがとても大事だと感じた。
« 前ページへ | ▲目次ページへ | 次のページへ » |