「インターネット通販に関する」相談

◇事例（20代女性）

インターネット通販でブランドバッグを探していたら、欲しかったバッグを格安で売っているショップサイトがあったので注文した。日本のショップなのに代金振込先の口座名義は外国人で不自然さを感じたが、翌日、メールで通知のあった指定口座に代金を振り込んだ。その後に、ショップからの返信もなく、連絡が取れなくなってしまった。商品を送ってほしい。

相談員が通販ショップのサイトを確認すると、電話番号の表示はなく、住所は町名までの表示しかされていませんでした。また、日本語として表現が不自然な文章をサイト内でたくさん見つけました。業者の住所や電話番号が分からないので、交渉方法はメールしかありません。相談者には、何度メールしても連絡が取れず、バッグが送られてこないようならば、警察に被害情報を提供することも案内しました。インターネット通販のトラブル事例を紹介して、今後は注意するように助言しました。

• インターネット通販を利用する際には、購入する前に必ず「運営者氏名」「所在地（番地まで記載）」「電話番号」などが記載されているかを確認し、連絡方法がメールしかないショップでの購入は控えましょう。
• 極端に安く購入したら模倣品だったという相談も多く寄せられています。意図せず模倣品を購入してしまった場合でも、返品・返金を求めることは非常に困難です。
• 通信販売にはクーリング・オフ制度がありません。申込時に「契約内容の詳細」「購入後のキャンセル・返品」について、利用規約をよく確認しておきましょう。

◎消費生活相談（無料）を行います。ご利用ください。

□日時

11月13日(水)（毎月第2水曜日）　午前10時〜正午、午後1時〜午後4時

□場所

中央公民館本館205号室

□問い合わせ先

産業観光課　TEL (48)1111（内234）

※知多県民生活プラザでも消費生活相談を行っています。
月曜日〜金曜日　午前9時〜午後4時30分　TEL (23)3300