広報あぐい

2013.03.15


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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 (202)

□問い合わせ先 防災交通課 TEL (48)1111(内208)

津波警報の発表基準が変わりました

津波警報などの発表が、3月7日から新たな基準での運用となりました。気象庁は、地震が発生した時には地震の規模や位置をすぐに推定し、これらをもとに沿岸で予想される津波の高さを求め、地震が発生してから約3分(一部の地震については最速2分以内)を目標に、大津波警報、津波警報または津波注意報を発表します。

この時、予想される津波の高さは、通常は5段階の数値で発表します。ただし、地震の規模(マグニチュード)が8を超えるような巨大地震に対しては、精度のよい地震の規模をすぐに求めることができないため、その海域における最大の津波想定などをもとに津波警報・注意報を発表します。その場合、最初に発表する大津波警報や津波警報では、予想される津波の高さを「巨大」や「高い」という言葉で発表して、非常事態であることを伝えます。

このように予想される津波の高さを「巨大」などの言葉で発表した場合には、その後、地震の規模が精度よく求められた時点で津波警報を更新し、予想される津波の高さも数値で発表します。

津波の高さを「巨大」と予想する大津波警報が発表された場合は、東日本大震災のような巨大な津波が襲う恐れがあります。

津波警報・注意報の種類
種類 発表基準 予想される津波の高さ 想定される被害と取るべき行動
数値での発表
(津波の高さ予想の区分)
巨大地震の場合の発表
大津波警報 予想される津波の高さが高いところで3mを超える場合 10m超
(10m<予想高さ)
巨大 木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれます。
ただちに海岸や川沿いから離れ、高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。
10m
(5m<予想高さ≦10m)
5m
(3m<予想高さ≦5m)
津波警報 予想される津波の高さが高いところで1mを超え、3m以下の場合 3m
(1m<予想高さ≦3m)
高い 標高の低いところでは津波が襲い、浸水被害が発生します。人は津波による流れに巻き込まれます。
ただちに海岸や川沿いから離れ、高台や避難ビルなど安全な場所へ避難してください。
津波注意報 予想される津波の高さが高いところで0.2m以上、1m以下の場合であって、津波による災害の恐れがある場合 1m
(0.2m≦予想高さ≦1m)
(表記しない) 海の中では人は速い流れに巻き込まれ、また、養殖いかだが流失し小型船舶が転覆します。
ただちに海から上がって、海岸から離れてください。

阿久比町と知多薬剤師会は2月20日に「災害時の医療救護に必要な医薬品等に関する協定」を締結しました。

協定の締結によって、大規模な災害が発生した際には、町が設置する救護所や避難所で、調剤、服薬指導など速やかな医療救護活動を知多薬剤師会に実施していただくことになりました。

町では、今後も各種団体と協力・連携し、災害対策の更なる充実強化を図り、「安全・安心なまちづくり」を進めていきます。

    
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