2013.03.15
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「阿久比町現職教育研究発表会」が2月8日(金)に勤労福祉センター(エスペランス丸山)でありました。平成24年度の小中学校での教育活動のまとめとして行われ、小中学校の教職員はもちろん、幼稚園や保育園の先生、保護者や地域の方も参加しました。
初めに、教育活動の中で顕著な活躍をした先生に対する「教育委員会奨励賞表彰」と、町の教育に長年貢献した先生に対する「永年勤続表彰」が行われました。表彰は、教育委員会奨励賞が18人、永年勤続が1人でした。
次に、阿久比中学校の研究発表。テーマは「人とのかかわりの中で、生徒の『ことば』を主体とした授業の創造」でした。
中学校では、生徒の「ことば」を大切にし、授業を工夫してきました。授業では、学んだことを自分自身の言葉で説明したり、発表したりする「説明・発表・討論の場」の設定、趣向を凝らした教師の発問や切り返しに加え、『学びユニバーサルデザイン(UDL)』の視点を取り入れることにも取り組んできました。
発表では、各教科の授業で実際どのように活用されているかといった説明があり、成果が披露されました。参加した皆さんにとっては、中学校での授業の工夫を知るだけでなく、町の子育て・人育てへの共通理解を図るよい機会となりました。
続いて、幼保小中一貫教育プロジェクトの各部会から、本年度の取り組みのまとめと、来年度への方向性が示されました。プロジェクトでは、全国に発信していくための第3回実践発表会を10月31日(木)に行う予定です。町内の園・学校が保育・授業を公開するとともに、各部会の取り組みの報告、参観者から広く意見を募ることを通じて、町の保育・教育をさらに前進させたいと考えています。それに向けて町内の保育士・教員が共通理解を図るための機会としても、今回の現職教育研究発表会はとてもよいものとなりました。
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