｢インターネット通販に関する｣相談

◇事例（40代女性）

格安をうたうインターネット通販サイトで、通常7万円程度する有名メーカーのゴルフクラブを送料込み2万4,000円で購入した。商品はすぐに届いたのだが、偽物で、シャフトの種類も注文とは異なっていた。商品が届いた後で、通販サイトの画面には業者の住所や代表者氏名の記載がないことに気がついた。注文受付確認メールは日本語だったが、発送中というメールは英文で商品も外国から届けられた。返品したいがどうしたらいいか。

業者に偽物だと認めさせることは難しいので、まずは返品規定を確認し、注文とは異なる商品が届いたと交渉することが現実的と説明しました。

併せて、公益社団法人日本通販協会のオンライントラストマーク（インターネットを利用した消費者向けの電子商取引において、適切な取引を行う事業者を認定し、オンラインマークを付与する制度）についても説明し、今後インターネット通販を利用するときには、信頼できる業者を選ぶよう助言しました。

• 通信販売にはクーリング・オフ制度がありません。届いた商品がイメージと違う場合でも、不良品と認められなければ「返品不可」の表示があると返品できないため注意が必要です。（平成21年12月1日以降の契約については、返品について定めのない場合、商品が届いてから8日以内は消費者の送料負担で返品することが可能です。）
• 申し込みの前には、契約内容の詳細や返品に関する規定を十分確認し、商品が届いたらすぐに中身を確認するようにしましょう。注文画面や業者からの確認メール画面は保存し、トラブルに備えることも大切です。

◎消費生活相談（無料）を行います。ご利用ください。

□日時

11月14日(水)（毎月第2水曜日）　午前10時〜正午　午後1時〜午後4時

□場所

中央公民館本館205号室

□問い合わせ先

産業観光課　TEL (48)1111（内234）

※知多県民生活プラザでも消費生活相談を行っています。
月曜日〜金曜日　午前9時〜午後4時30分　TEL (23)3300