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2011.04.15


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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(87)〜

□問い合わせ先 学校教育課 TEL (48)1111(内202)

園・学校の壁を超えて

— 交流カリキュラム —

一貫教育プロジェクト幼児教育研究部会の取り組みとして、毎年幼稚園・保育園の年長園児が小学校を訪問し一緒に活動したり、中学生が幼稚園・保育園を訪問して交流をしたりする交流カリキュラムがあります。入学前に園児が小学校を訪れることで、学校の様子を知ったり、入学後上級生となる小学生と交流を深めたりすることで、園と小学校のスムーズな接続を図ろうという試みです。また、中学生の園への訪問は、家庭科の授業の一環でもあります。これら交流カリキュラムは、相互理解と園児の不安解消を目的として、毎年行われています。平成22年度に行われた交流カリキュラムの一部を紹介します。

〈東部小学校〉2月18日
入学説明会に合わせて、1年早く入学したお兄さん・お姉さんである1年生との交流が行われました。素敵な名札を用意して、一緒にゲームを楽しみ、校内巡りをしました。はじめ不安な様子であった園児が、笑顔で帰って行った姿が印象的でした。
〈英比小学校〉2月18日
秋のフェスティバルに園児を招いて交流をした1年生は、2回目の交流もとても意欲的でした。子どもたちの発案で、「昔の遊びの名人になって年長さんに教えてあげるグループ」「お店屋さんを作って楽しく買いものをしてもらうグループ」に分かれて、楽しい時間を過ごしました。
〈草木小学校〉2月14日
この日は、ほくぶ幼稚園の年長園児との交流でした。給食のエプロンの使い方を優しく説明する1年生、真剣な目で話を聞く園児の姿がありました。その後、園児と手をつないで校内を案内しました。2カ月後に、この学校で過ごしている自分の姿を思い浮かべながら、希望を膨らませたことだと思います。
〈南部小学校〉11月24日
生活科の学習で準備してきた「あきまつり」に年長園児を招いて、交流を深めました。秋の木の実や葉などを使ったお店屋さんで楽しんでもらったり、じゃんけん列車のゲームなどをしたりしました。3つの園から集まっての交流は、園児同士の交流ともなりました。
〈阿久比中学校〉10月下旬〜11月下旬の5日間
2年生家庭科単元「幼児との触れ合い」の授業の一環として、幼稚園・保育園をクラスごとで訪問して園児と触れ合いました。読み聞かせをしたり、一緒に遊んだりする中で、中学生がやさしく接する姿が印象的でした。

各学校とも、学習や行事、入学説明会などの機会をとらえて、園児との交流を進めてきました。交流の内容は毎年、学校と園とが相談をしながら実施しています。


教員志望の学生さん集まれ!! 学校支援ボランティア募集中!

阿久比町では、学校支援地域本部事業の整備を進めています。この事業は、地域の方の力を借りながら、学校を支援していただき、子どもたちの学習や生活をより充実させていこうとする取り組みです。

昨年度は英比小学校で試験的に教員志望の学生のボランティアにより学習支援を行ってきました。今年度は、町内全小中学校に拡大します。教員志望の学生にとっては、教育現場を知るよい機会となり、指導のノウハウを学んだり、教職のすばらしさを感じたりするメリットがあります。また、学校はきめ細やかな指導の実現が可能となります。

学習支援ボランティアを希望する大学生は、ご連絡ください。

□問い合わせ先
阿久比町学校支援地域本部事業担当(学校教育課) TEL (48)1111(内202)
英比小学校 TEL (48)0022

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□問い合わせ先
学校教育課 TEL (48)1111(内202)