2011.04.15
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□問い合わせ先 | 保険課国保係 | TEL (48)1111(内214・216) |
国民健康保険は、国民健康保険事業運営の財源として加入者が保険税を出し合い、医療費に充てることで、病気やけがをしたときに、経済的な負担を軽くすることを目的とした相互扶助制度です。現在その制度を支える国保財政は大変厳しい状況となっています。
国民健康保険税率が平成23年4月から次のとおり改正されます。国民健康保険に加入している皆さんには、今後の国保事業の健全な運営のためにも、病気などの事前予防による医療費の抑制と保険税の納付に理解と協力をお願いします。なお、平成23年度国民健康保険税納税通知書は、8月中旬に発送します。
医療分 | 支援分 | 介護分 | ||||
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改正後 | 改正前 | 改正後 | 改正前 | 改正後 | 改正前 | |
賦課限度額 | 50万円 | 43万円 | 13万円 | 12万円 | 10万円 | 9万円 |
所得割 | 4.5% | 3.0% | 据え置き | 1.5% | 1.5% | 1.0% |
資産割 | 25.0% | 30.0% | 据え置き | 10.0% | 10.0% | 15.0% |
均等割 | 18,000円 | 15,000円 | 据え置き | 7,000円 | 据え置き | 10,000円 |
平等割 | 22,000円 | 19,000円 | 据え置き | 7,000円 | 据え置き | 8,000円 |
※賦課限度額については、地方税法などによる改正です。
国保財政は、被保険者の高齢化や診療報酬改定に伴う医療費の増加などにより、支出が増え続けている状況にあります。その一方で長引く景気の低迷による所得の減少などにより、税収不足のため財源確保がとても厳しい状況です。
阿久比町では、平成21年度以降、国民健康保険特別会計の財源不足分を補てんするため、国民健康保険財政調整基金を繰り入れて運営してきました。しかし、平成22年度末には基金残高もなくなり、このままの状況が続けば、平成23年度には2億円余りの財源不足に陥り多額の赤字が生じると見込まれます。
財源の不足分の全額を国民健康保険税で賄うとした場合、前年に比較して平均で38.2%の大幅な増税となることから、保険税の平準化を図った結果、平均17.5%の上昇率とし、財源不足分は、暫定的に一般会計からの繰入金として1億1,000万円を補てんする支援を受け上昇率を抑えました。
病気の早期発見・早期治療は慢性疾患などの生活習慣病を予防・改善するために欠かせません。毎年必ず特定健診を受診し、自らの健康管理に心掛けてください。(費用は無料)
加入者の皆さんのちょっとした心掛けで医療費を節約することができます。年々増加する医療費を抑えるためにも、ご協力ください。
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□申し込み・問い合わせ先 | 保険課国保係 | TEL (48)1111(内214・216) |
阿久比町国民健康保険では、次のとおり人間ドックと脳ドックを実施します。今年から人間ドックと脳ドックの両方を受けることはできません。どちらか一方を申し込んでください。
・人間ドック | 1人当たり(男性)9,135円、(女性)10,080円 |
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・脳ドック | 1人当たり 9,450円 |
※人間ドックの健診結果は、特定健診と同様、特定保健指導に活用させていただきますので、ご了承ください。
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