広報あぐい

2011.03.15


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卒業おめでとう

〜まちの話題〜

多くの“思い出”胸に学びや巣立つ


“卒業の歌”を歌い涙ぐむ生徒たち

第64回阿久比中学校卒業式が3月8日阿久比中学校体育館で行われ、226人の卒業生がそれぞれの大きな夢に向かい、自分たちの学びやを巣立っていきました。


中部保育園で奉仕活動を行う生徒

卒業を前に阿久比中学校の3年生は2月25日、かつて通った町内の保育園と幼稚園に奉仕活動に出掛け清掃活動などを行いました。

生徒たちは、月1回の阿久比駅前清掃や矢勝川堤防にヒガンバナの球根を植える活動などを通じて、ボランティア精神を学びました。「作業を終えた後の達成感や、多くの人から掛けてもらえる『ありがとう』の一声がうれしかった」と活動を振り返りました。

また3月3日と4日の2日間、町立学校給食センターが「お祝い給食会」を催し、生徒たちの卒業を祝いました。


最後の給食を味わう生徒

義務教育最後の給食はバイキング形式。好きなものを選んで食べられるようにと複数の献立が並びました。食べる前のセレモニーで生徒たちは、給食センターの職員に「おいしい給食をありがとうございました」の言葉とともに花束を贈り、感謝の気持を伝えました。「給食が食べられなくてさみしくなります」と生徒たちは感慨深げに“最後の給食”を味わいました。

数々の思い出を胸に、3月8日生徒たちは卒業式を迎えました。在校生や保護者に見守られ、卒業生は一人一人学校長から卒業証書を受け取りました。卒業生を代表して内藤由莉さんが「中学校で仲間と楽しく過ごした日々を忘れません。私たちは、それぞれの未来に向かって羽ばたきます」と涙で声を詰まらせながら答辞を述べ、226人の子どもたちは“夢と希望”を持ち、それぞれの“新たな道へ一歩”踏み出していきました。