広報あぐい

2010.12.15


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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革(148)

□問い合わせ先 防災交通課 TEL(48)1111 (内208)

乳幼児のいる家庭の備え

今後30年以内に東海地震(M8.0程度)の発生する確率は87%、東南海地震(M8.1程度)が発生する確率は60〜70%程度といわれています。現在乳幼児が成人になるまでに、この大規模地震に遭遇する可能性は非常に高いと思われます。幼児期からの防災教育は、将来の子どもの命を守り、家族を守る減災につながります。

東海・東南海地震が発生すれば、阿久比町のほぼ全域で震度5強〜6弱の揺れが起こると予測されています。家族への被害が少しでも軽減できるよう、日ごろから防災意識を持つことが大切です。特に乳幼児のいる家庭では、日ごろからの備えをしてください。一般的に最低3日分の日常品が必要だといわれています。

【乳幼児のための持ち出し品】
□粉ミルク
保存期間が短いため、町では現在備蓄していません。家庭でストックしておく習慣にしてください。
□飲料水
発災直後から断水になるかもしれません。マンションでは停電によるポンプ停止も考えられます。大人は1日3リットルを3日分用意してください。
□哺乳瓶
□電気ポット
停電になれば使えません。家庭用カセットコンロとやかんで代用します。
□紙おむつ
町では備蓄していません。家庭でストックしておく習慣にしてください。
□おしりふき
□母子手帳
□おんぶひも
避難するときに両手が使えないと不便で危険です。
□着替え
□ベビーフード
□食物アレルギー対応食品(食物アレルギーの心配のある乳幼児)
□非常持ち出し袋

◆◆◆◆◆

地震はいつ発生するか分かりません。平日の昼間は母子だけの家庭が多いかと思います。離れた家族と連絡をとる方法は、「NTT災害伝言ダイヤル171」や各携帯会社の開設する「災害用伝言板」が有効です。家族間の連絡方法と避難するときの集合場所を取り決めておくことが大切です。

町保健センターでは、3カ月健診時に、冊子を配布し、防災啓発をしています。防災交通課では防災についての相談に応じます。気軽にご相談ください。

年末の交通安全キャンペーンを実施

年末の交通安全県民運動(12月1日〜12月10日)期間中の12月4日、オアシス大橋東交差点で、宮津団地交通少年団、交通安全協会半田支部阿久比分会、老人クラブ連絡協議会、半田警察署署員の皆さんが交通安全キャンペーンを実施しました。

寒い日でしたが、子どもたちは交差点の信号で止まるドライバーに啓発物品を配り、交通安全を積極的に呼び掛けました。

    
行政無線情報は電話でも

防災行政無線が聴き取りにくい場合はTEL (48)7030へ問い合わせてください。最新のメッセージを聴くことができます。