広報 あぐい
2010.6.15
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すこやかだより
めざせ!ハッピーライフあぐい21

〜保健センター通信〜

□問い合わせ先        保健センター    TEL (48)1111 (内311・312)

胃がん・大腸がん・前立腺がん検診を受けましょう

日本人の死因第1位は、30年ほど前から悪性新生物(がん)で、死亡原因の3分の1を占めています。また、罹患者数も増えて、日本人の2人に1人が「がん」になるといわれています。

罹患者が最も多いがんの部位は胃がんで、以下大腸がん、肺がんの順となります。男性だけで見ると、4位は前立腺がんとなっています。

がんは、早期に発見して、早期から適切な治療を受ければほぼ完治できます。しかし、自覚症状はがんの初期ではなく、進行してから出てきます。

定期的に検診を受けて、がんを予防しましょう。

主ながんの特徴

(1)胃がん

がんの中で最も患者が多く、死亡数も2位となっています。自覚症状としては、腹痛や胃部の不快感、胸焼け、黒い便が出るなどがあげられますが、進行がんであっても全く症状が現れない場合もあります。特に40歳以上になると胃がんになる方が増えますので、年に1回の検診が重要となります。

(2)大腸がん

食生活の欧米化にともない、患者の数が増え続けています。自覚症状は、血便が出る、便が細くなる、下痢と便秘を繰り返すなどがあります。しかし、全く症状が現れない場合もあり、検診で発見されることが多くあります。胃がんと同様40歳以上に多いため、40歳以上の方は検査を受けましょう。

(3)前立腺がん

患者の約90%が60歳以上の方で占められ、高齢者のがんといわれています。これは年齢を重ねることによるホルモンバランスの変化が影響していると考えられます。また、大腸がんと同様、食生活の欧米化により、年々前立腺がんになる方が増えています。進行すると尿が出にくくなったり、排尿時に痛みを感じたりすることがあります。初期には特有の症状がないため、発見が遅れることがあります。

がん検診を受けましょう

町では、下記のとおりがん検診を行っています。今年度、まだ受けていない方は、ぜひ申し込みしてください。

がん検診日程

種別 実施日 受付時間 対象
(今年度に
なる年齢)
料金
(70歳以上
無料)
検診方法
胃がん 7月21日(水)
9月7日(火)
11月11日(木)
午前9時〜
午前11時
40歳以上 1,000円 【胃レントゲン検査】
バリウムと胃を膨らませるための発泡剤を飲み、エックス線で胃の形や粘膜の様子を確認します。
大腸がん 40歳以上 500円 【便潜血検査】
大腸にがんやポリープなどがあると、出血がみられるため、便の中の血液を調べ、大腸内の出血の有無を調べます。
前立腺がん 50歳以上 600円 【血液検査】
前立腺から分泌されるPSA という物質の血液中の量を検査します。
□問い合わせ先
環境衛生課 TEL (48)1111(内311・312)


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