広報 あぐい
2010.05.01
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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(64)〜

 

阿久比町めざす子ども像

幼児教育部会が作成した「阿久比町めざす子ども像」の中から、今回は2歳児の「めざす子ども像」と「大人からの働きかけ」の「遊び」を紹介します。家庭教育の参考にしてください。

乳児期3歳未満
めざす子ども像 2歳 大人からの働きかけ
(家庭または保育園)
遊び
言葉で自分の感情や思いを表わす。
好きな絵本や紙芝居を見たり、聞いたりし、繰り返しのある模倣を楽しむ。
好きな玩具や遊具、自然物に自分からかかわり、しっかり遊ぶ。

積み木・ねんどは、素朴な遊びですが自由に見立てることができイメージと工夫次第でどこまでも遊びが広がります。


しっかり身体を動かして遊ぶ。
簡単な曲や歌に合わせて、歌ったり、踊ったりする。

一日のテレビ視聴時間

テレビやビデオのバーチャルな世界に慣れると会話の機会が減ります。

ワンポイントアドバイス!

赤ちゃんとのコミュニケーションの大部分は、大人からの一方的な「あやし」です。大人が積極的にかかわることが大切です。
1歳を過ぎて、名前を呼んでもまったく反応しない場合は、専門機関(保健センター・小児科)などに相談しましょう。

清潔
テレビやビデオに頼らず、優しく語りかけたり、子どもの声に耳を傾けたりし、会話を楽しむようにする。
一緒に絵本を見ながら、子どもの指さしや疑問に答えたり、話の内容を一緒に楽しんだりする。
生活の中で必要な言葉やあいさつを繰り返し知らせていく。
子どもの発見や驚きに共感しながら、感じる心や優しい心が育つようにする。
いろいろな場所で、同年齢や異年齢の子どもや大人と接する機会をもつようにする。
公園など戸外に散歩に出掛け、自然物(土・砂・水・草花・虫)に触れるようにする。
走る・跳ぶ・登る・押す・引っ張るなど全身を使う運動を取り入れた遊びや、つまむ・丸める・めくるなどの手や指を使う遊びを楽しむようにする。
子守歌を歌ってあげたり、わらべ歌や童謡など子どもの好む歌を一緒に歌ったりして楽しむようにする。
 

ワンポイントアドバイスの一部は、書籍「0歳からのことば育て子どもの自立」(ことばと保育を考える会)から抜粋。
□問い合わせ先
学校教育課 TEL (48)1111(内202)


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