年末年始は、忘年会やパーティーなどで酒を飲む機会が増える時期です。酒は、百薬の長にも、害にもなります。酒を飲むときは適量を守り、心身の味方にする飲み方を覚えましょう。
適量の酒を飲むことで、心身に良い効果をもたらします。例えば、善玉コレステロールを増やして動脈硬化を予防したり、気分がくつろいだり、寝つきがよくなったり、食欲が増進したりします。
しかし、酒を飲み過ぎると、高血圧や肝障害、胃腸障害、睡眠障害、糖尿病、がんなどの害をもたらします。
体に負担がなく楽しく飲む方法
酒の適量を覚えてください。1日の適量は、日本酒なら1合、ビールなら中ビン1本(500ml)、焼酎ならロック1杯(70ml)です。1週間当たりの量に置き換えると、日本酒なら7合までです。
毎日休みなく酒を飲んでいると、我慢強い肝臓も音を上げてしまいます。体調が悪くなくても、飲み過ぎは禁物です。酒を飲む日と飲まない日のめりはりを付けて飲むことが大切です。週に2日は休肝日をつくるようにしましょう。 |