広報 あぐい
2009.10.01
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公民館だより

 

パソコン教室

日にち      9月4日〜9月18日 全7回
場所   阿久比中学校

高士敦子さんを講師に迎え、パソコン教室「エクセルの基礎」を阿久比中学校のコンピュータ室で開きました。

中学校の情報科学部の皆さんがアシスタントをしてくれたこともあり、受講生は和やかな雰囲気の中、とても充実した講座を受けることができました。

 
 

お父さんのための手打ちソバ教室

日にち      9月5日
場所   中央公民館

阿久比メンズクラブの指導のもと「お父さんのための手打ちソバ教室」を開きました。

思ったように延びてくれないそばに苦戦しながらも、先生に教えてもらいながら打つことができました。教室の仲間全員で出来上がったそばに舌鼓。打ち立てのそばの味は格別でした。

子どもに伝えたい あぐいのむかし(31)

 

英比谷十六カ村のはなし

〜その7 椋原村・角岡村のはなし〜

椋原村は現在の役場南部に位置し、大字椋岡の北部地域です。英比谷十六カ村の中で戸数、人口ともにもっとも少ない村でした。

東の村境を英比川が北から南に流れ、川に沿って田が広がり、西側は丘陵地になっていました。村の中央を「名古屋往来道」が通り、民家はこの道路の周辺に集中していました。

村絵図には「名古屋往来道巾一間(1.8m)」と記されています。当時の主要道路だったので、道幅が広くとってありました。

南側の水田は低地のため、大雨になると村全体の水田から水が集中し、大きな被害を受けました。当時の英比川は堤が低いので、大雨が降れば川の水が水田にあふれ、田舟に乗って宮津村まで行くことができたと伝えられています。

角岡村は、役場の南部に位置し、大字椋岡の南部地域です。村の南側を西から東に前田川が流れ、東の村境を流れる英比川に合流しています。

民家は、北部の小高い場所に建ち並び、竹木がよく茂っているため、遠くから眺めると島のようであったと言われていました。畑は、これらの民家を取り囲むようにありました。田は前田川沿いに広がっていました。農閑期には、十数人ほどが黒鍬稼ぎ(土木工事)に出ていました。

この村の活用できる土地は、すべて田畑になっていて、日常生活に必要なまきなどは、高岡村や稗之宮村にある飛地の山から得ていました。

次回は「矢口村・高岡村のはなし」です。

(参考 『あぐいのあゆみ』、『阿久比町誌資料編一』) 



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