広報 あぐい
2009.02.01
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公民館だより

 

吹奏楽講座


日にち   日曜日の午後6時〜9時 月2回程度
場所   中央公民館南館

阿久比町に吹奏楽団の設立を目指して吹奏楽講座を開催しています。高校生から60歳代の方まで幅広いメンバーで楽しく練習しています。

11月2日の文化祭では「崖の上のポニョ」など3曲を演奏しました。現在受講生を募集中ですので、興味のある方は一度見に来てください。

 
 

ソバ打ち体験教室


日にち   11月22日、29日、12月14日
場所   中央公民館本館

阿久比ソバ打ち同好会の指導で、「パパとつくろう ソバ打ち体験教室」を開催しました。当初1回の予定だった教室も、募集をしたらあまりに人気が高く、3回の開催となりました。

お父さんが腕まくりして力いっぱい打ったソバは、腰があっておいしいソバに仕上がりました。作業中には親子の話も弾み、父と子が触れ合う貴重な時間が持てたようでした。

子どもに伝えたい あぐいのむかし(25)

 

英比谷十六カ村のはなし

〜その1 村のようす〜

文政5(1822)年の人口・戸数・牛馬数
村名 戸数 人数 牛馬数
横松 80 369 0
60 246 0
宮津 172 745 15
板山 112 494 10
福住 99 433 0
白沢 104 416 7
草木 192 853 14
坂部 77 336 8
卯之山 135 622 18
稗之宮 103 468 8
椋原 25 120 2
角岡 39 155 0
矢口 68 302 12
高岡 75 293 3
144 593 2
大古根 109 444 0
合計 1594 6889 99

英比の郷は東と西を丘陵で囲まれていました。そのほぼ中央を北から南へ流れる英比川と、そこに流れこむいくつかの支流にそって16の村が形成されていたので「英比谷十六カ村」と呼ばれていました。また、郷全体が英比川とその支流に対する一つの共同体としてまとまっていたので、「英比輪中十六カ村」とも呼ばれていました。

川の流れにそった低地に耕地が広がり、耕地と丘陵のあいだに集落が形成され、英比川とその支流は古くから農民たちに大きな恵みを与え、村々はこの水を利用して農業を営みました。

村の名前は現在の大字と同じ場合が多いのですが、稗之宮は現在の大字阿久比です。卯坂(卯之山と坂部)、椋岡(椋原と角岡)、矢高(矢口と高岡)、植大(植と大古根)は明治17年に合併して両村の1字をとったものです。

19世紀に入ったころの様子を伝える資料として『尾張徇行記』『天保の村絵図』があります。これによると戸数は十六カ村併せて1,594戸で、人口は6,889人、1戸あたりの家族の数は平均4.5人でした。

次回は、「横松村・萩村のはなし」です。

(参考 『あぐいのあゆみ』、『阿久比町誌資料編一』) 



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