生涯を通じて健康でいきいきと過ごしていくためには、日ごろから生活習慣に気を付けていくことが大切です。
長年培ってきた生活習慣を変えることは容易ではありません。若いうちから正しい生活習慣を身に付けましょう。
町では「健康日本21あぐい計画」と同時に「すこやか親子阿久比」計画を推進しています。
前回、阿久比中学校の全校生徒を対象に実施した、飲酒に関するアンケート結果を紹介しました。今回は、喫煙に関する調査結果について紹介します。
「今までに喫煙したことがあるか」という問いについては、710人中18人(2.5%)が「はい」と答えています。
平成13年度、各学年の2クラスに同様のアンケートを実施した時は、「はい」と答えた人の割合は12.9%でした。
また、喫煙したことがない生徒のうち84.7%が、「喫煙したくない」と思っているとの結果でした。
「身近に喫煙している人がいる」と答えた生徒は64.8%いました。
喫煙は、肺や喉頭などのがん、慢性閉塞性肺疾患、心臓病などになる危険性が高まり「百害あって一利なし」です。
喫煙開始の年齢が早ければ早いほどその害は大きく、未成年で喫煙を始めた人の肺がん死亡率は、喫煙していない人の5.7倍であるとの報告もあります。周りが吸っているタバコの煙により、吸っていない人にも害を及ぼします。
タバコはニコチンによる「依存性」が強く、後になってやめようとしても、簡単にはやめられません。
皆さんも、周囲の若者に、喫煙が健康に及ぼす害について伝えてあげてください。
喫煙している人は、自分のために禁煙を心掛け、子どもの前では喫煙しないようにするなど分煙をしましょう。 |