第12回 戸籍・住所の疑問
転入と転出と転居
転入とは、他市町村(国外も含む)から住所を移動することです。(他市町村から阿久比町へ移動)
転出とは、他市町村(国外も含む) へ住所を移動することです。(阿久比町から他市町村へ移動)
転居とは、市町村の中で住所の移動をすることです。(阿久比町内で移動)
住所と本籍の移動は別で
住所と本籍は、同じであるとは限りません。住所は、転出届・転入届・転居届により変わります。本籍は、転籍届(他市町村への移動には、戸籍謄本1通が必要)により変わります。住所の移動だけでは本籍は変わりません。本籍も移動には転籍届が必要となります。
筆頭者って何?
戸籍の1番はじめに記載されている人です。その戸籍の筆頭者は、亡くなっても、除籍になっても変わりません。筆頭者は、新たに戸籍ができるときに決定します。婚姻届の際、夫婦が夫の氏で婚姻したら夫が、妻の氏で婚姻したら妻が筆頭者となります。
婚姻すると夫婦2人で新しい戸籍ができます
夫の氏(妻の氏)で、婚姻すると夫の親の戸籍(妻の親の戸籍)に入ると思っている方がいますが、婚姻すると新しい戸籍ができます。夫(妻)の今までの本籍と同じ地番であっても、婚姻した2人で新しく別にできます。新本籍は、地番があれば自由に決められます。
相続はどこまで
人が亡くなり、その人の名義のもの(通帳、土地など)があると、相続が発生します。
手続きをする中で、亡くなった人の相続人を調べるために、戸籍の謄本などを必要とすることがあります。提出先に必要な書類は何か、どの戸籍が必要なのか確認の上、請求してください。
今回でシリーズ「戸籍の窓口から」を終わります。
- □問い合わせ先
- 住民福祉課 戸籍住民係 TEL (48)1111 (内225・224)
|