広報あぐい

2021.12.01


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連載第9回 あなたの健康をサポート!
〜町内在勤の理学療法士が介護予防や健康維持に役立つ体操をお届け〜

□問い合わせ先 町地域包括支援センター TEL (48)1111(内1127・1128)

新型コロナウイルスによる生活様式の変化により、外出機会が減り、体力が落ちてしまったという方が多いのではないでしょうか。自宅でできる簡単な体操を月1回紹介します。皆さんの健康維持や介護予防に役立ててください。

■協力
阿久比リハビリネットワーク 介護老人保健施設 メディコ阿久比 
認定理学療法士(介護予防)榊原和真
■問い合わせ先
町地域包括支援センター TEL (48)1111(内1127・1128)

「30秒立ち座りテスト」をご存知でしょうか。このテストは、誰でも自宅で簡単に足の力を測ることができるテストです。足の筋力が弱くなると転倒しやすくなったり、痩せにくくなったりします。ぜひ一度、家族で試してみましょう。

40センチメートルくらいの高さの椅子を用意します。

①胸の前で腕を組みます。

②足を肩幅に開き、膝をつけないようにします。

③立ちます。背中と膝をしっかり伸ばします。

④座ります。お尻を付けて、ここまでを1回と数えます。
30秒の間にできるだけ早く立ち座りを行い、数を数えてください。

※痛みのある方は無理をしないようにしてください。

20代:30回、30代:28回、40代:26回、50代:24回、60代:20回、70代:18回、80歳以上:16回

※14回を下回ると転倒の危険性が高くなります。

自分の年齢平均より低い場合は、テストの方法と同じ立ち座りをゆっくり繰り返すと筋トレになります。転倒の不安のある方は、手すりなどに掴まれるところで行いましょう。