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2021.01.01·15


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新年のごあいさつ 阿久比町議会 議長 瀧塚 政明

新年明けましておめでとうございます。

町民の皆さまにおかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げるとともに、日頃から議会活動に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

初めに、新型コロナウイルス感染症で苦しまれている患者さま、ご家族さま、懸命に治療に当たられている医療関係者の方々、また、休業要請などにより生活が圧迫されている皆さまにお見舞いと励ましを申し上げます。

昨年、令和2年の初めから新型コロナウイルスが発生し、これまで経験したことのない流行となりました。感染を予防しながら日常生活を送るwithコロナの時代の到来となりました。緊急事態宣言が解除されて以降、自粛要請の緩和や都道府県間の移動、大型イベントの解禁、GoToトラベルキャンペーンなど、徐々に経済活動を戻していく動きが始まりました。一方で、一度収まりつつあった新規感染者数は6月末から東京を中心に再度増加。7月末にピークを迎えて以降、徐々に減少傾向がみられていましたが、気のゆるみ、秋冬のインフルエンザ流行シーズンと重なって第3波が訪れ、第2波の新規感染者数の記録を更新しました。新型コロナウイルス感染症の終息の見通しが立たない中、感染症を正しく恐れて警戒、予防し、新しい生活様式を守りながら日々の生活を送られますようお願い申し上げます。

さて、明るい話題として阿久比町におきましては、昨年8月に「新学校給食センター」が完成し8月下旬より給食提供が開始されました。新学校給食センターは、旧学校給食センターの老朽化、食数の増加、学校給食衛生管理基準などに対応し、より安全・安心・おいしい給食を提供する施設、設備として建設されました。新学校給食センターは、さまざまな経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育の拠点として活用でき、アレルギー食対応専用の調理室が設置されたことにより、アレルギーに悩む子どもたちにも、安全・安心・おいしい給食を提供することができます。災害が発生した場合、炊き出しの拠点として活用できる設備も設置しております。これらの業務がこの新学校給食センターで効率的に運用され、阿久比町の次世代を担う子どもたちの食を支える中心的な施設として発展していくことを期待しております。

東京オリンピックの延期が発表され、さまざまなイベントが縮小、中止される中、町民の皆さまにおいては、大変な不便と、ご苦労をおかけしました。令和3年は、令和2年分も上乗せした、希望に満ちた年になることを切に願います。新型コロナウイルス感染症に関しては、ワクチンの開発が進むなど、明るい兆しも見えてきております。人間の英知を結集すればこの苦難を乗り越えられると信じております。

最後に、町議会といたしましても、常に住民の皆さまと同じ視線に立ち、皆さまが幸せに過ごすことができる魅力あるまちづくりのため、行政と力を合わせ、努力する所存であります。

本年も町議会に対しまして、温かいご支援とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げますとともに、本町の限りない発展と皆さま方のご健勝ご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。