第185号 令和2年5月1日発行

 
阿久比町職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について

提案理由:会計年度任用職員の服務の宣誓に関する規定を追加するため。

 
阿久比町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の
一部改正について

提案理由:阿久比町議会の議員の議員報酬の額を改正するため。

 
阿久比町特別職の職員の給与及び旅費並びにその支給方法に関する条例の一部改正について

提案理由:特別職の職員の給料の額を改正するため。

 
阿久比町職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について
竹内 強 議員

 この宣誓は「公務員の職務を自覚し、日本国憲法を尊重し、全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行すること」を誓うもので任用職員であっても曖昧にすることは出来ない。
 任命権者の判断で拡大解釈も可能となる。よって反対する。

 
阿久比町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について
山本 良輔 議員

 一部団体への補助金減額は、議員報酬増額への住民感情を鑑みれば、江戸時代の大岡裁きのごとく「三方一両損」で、議員報酬を増額するところを減額し、補助金を減額するところを増額し、完結いたしたい。

 
令和2年度 阿久比町 一般会計予算
竹内  強 議員

 令和元年十二月に発表された第五次総合計画の第十期実施計画でも令和2年に実施されるとされていた「花かつみ園」整備計画が突然縮小されているが明確な説明もない。
 町外、県外から来訪者のいる中、今のままの状況は許されない。

都築 清子 議員

 厳しい財政状況の中、現場の声から実施にいたった「長期休みのみに利用できる学童保育」、 「病児保育」が設置されている。
 また、急増する児童・生徒に対応するための各種支援員増員など子育て支援策を進めるための予算は評価に値する。

石川 英治 議員

 ホタル事業費は増額、板山湿地・元気な家族農園事業費の土地借上料は高額すぎる。
 あぐいくらしの会・農業まつり・産業まつりの補助金は前年度と同額。観光協会補助金の増額の反面、菊花展補助金の大幅な減額。これらは、公平性に欠け納得できない。

久保 秋男 議員

 住民税1%町民予算枠事業、循環バス運行事業、病児保育事業所を新たに開設など各種行政サービスの推進が図られている。
 「安全・安心・安定」、「阿久比らしさ」、 「参画と協働」を基本とした予算編成である。

澤田 道孝 議員

 元気な家族農園事業において一反当たり10万円全予算額30万円は一般的農地賃借料とかけ離れており、農業委員会が示す適正借地料と比較しても異常な高値。
 地主との賃借料交渉が明らかでなく、町長と地主の関係に地元農業者の不信感がある。

 
阿久比町議会の議決すべき事件に関する条例の制定について
  提案者 久保 秋男 議員

 平成23年の地方自治法の一部改正により、市町村における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想の策定義務が撤廃されたのに伴い、法定計画ではなくなり、議決すべき事件の対象外となった。
 同基本構想は、まちづくりの基本的方向を定める最上位計画であることから、策定、改廃については、議会も二元代表制の一翼を担う存在として、同基本構想の策定、改廃について、引き続き議会が議決すべき事件とし、責任をもって対応していくことが責務であると考え、条例を制定する。

 
道路行政特別委員会設置に関する決議
都築 清子 議員

 都市計画道路の3路線は県事業。町決定の道路計画なら理解できるが、県事業に対しての調査方法が不明確。
 まずは、勉強会で課題整理・意見討論をすることから始めるべき。設置目的や必要性を検討し議論の後、特別委員会を設置すべき。

渡辺  功 議員

 本町の道路行政がなかなか進まない中、特に都市計画道路については、計画から半世紀が経った今も先が見えない状況。
 特別委員会を設置し、行政と議員が情報や課題を共有しながら動き出すことは、画期的なこと。
 住民の思いを受け止め、実現に向け努力をすることが議員の使命。

山本 恭久 議員

 設置目的の調査は、現在の常任委員会、有志の勉強会でも対応できる。
 町行政をバックアップするという表現の真意、県事業に対する具体的な活動内容など、全貌が明らかでない。
 設置する意義・必要性・価値をイメージできないので、時期尚早であると結論付ける。

竹内 卓美 議員

 都市計画道路・新半田病院アクセス道路は町単独事業ではない。町議会が町行政以外の事業に係わっても、町行政に有効なバックアップはできない。
 現在、特別委員会を設置して調査・研究しなければならない程の事案はないと考える。

山本 和俊 議員

 県事業の都市計画道路矢高・横川線と、町事業の宮津土地改良事業は、密接に関係している。
 地権者、町、知多建設事務所など複数の機関との調整が必要。特別委員会が関わることは、調整事務の負担増と、円滑な事業実施に悪影響を及ぼすことが懸念される。

大村 文俊 議員

 道路整備は、まちづくりに重要な事業であり、阿久比町の発展のために急務である。
 しかし、すべてこれからという形だけの特別委員会設置には到底賛成できない。
 新半田病院アクセス道路は半田市議会と協力し、行政と協議を進める事が必要。

 
町道矢高横川線(宮津地区)に関する請願書
  請願者代表 篠原 正典
紹介議員 竹内  強

請願事項

 信号設置がなされるまで町道矢高横川線(宮津地区)を開通させず、車両通行止めのままにして下さい。

山本 恭久 議員

 信号機設置で、必ず安全が確保できるとは限らない。
 また、信号機を管轄し、判断するのは公安委員会で、阿久比町ではない。
 利用する人達の安全・安心を確保し開通するため町は、追加の安全対策と併せて、通学路などの変更を検討している。

竹内  強 議員

 請願の本意は、交差点を利用する児童、生徒、お年寄りの方々の安全を確保すること、町当局も住民の皆さんと一緒に県への「信号機設置の要求」を強く訴え続けることである。
 これまでの町の対応は不誠実で、町民の命と健康、財産を守るという本来の地方自治を大きく逸脱している。

竹内 卓美 議員

 用地問題で完成できていなかった箇所が、地権者との合意によりできた道路である。心待ちにしていた町民も多い。
 信号機が設置できないため安全対策に不安があるのも理解するが、議会が通行止めのまま町民に使わせない事は認められない。

山本 和俊 議員

 議会には、予算が適切に執行されているか否かを監視する責務がある。
 議会が認めた道路を、今度は、議会が使用させないという判断を下すには、それなりの説得材料が必要。
 これまでの議論を総合的に鑑みた上で、本請願には反対する。

 
新型コロナウイルス感染症対策の強化についての意見書
  提出者 山本 恭久 議員

「広報あぐい」の掲載記事に関して
  渡辺 功 議員
 当初予算議決前の3月15日号広報に、「町税などのコンビニ収納開始」とPR掲載されている。
 議会運営委員会の委員長として非常に困惑すると同時に、議会軽視と言わざるを得ない。
 町側の真意を問う。
 【総務部長】コンビニ収納の実施については、議員各位に何度も丁寧に説明し、ご理解いただいていると判断しているので、議会軽視にはあたらないと考える。住民に周知する一番よいタイミングとして、3月15日号に掲載させていただいたので、ご理解いただきたい。

 1月15日に東部知多クリーンセンターエコリで議員研修を行いました。

 概要説明を受け、処理の現場の見学をしました。ごみ減量化推進のため、努力をしていくことを再確認しました。