3月13日に総務建設委員会、14日に文教厚生委員会を行い、それぞれの委員会に付託された議案の詳細な説明を受け、質疑を行った。主な内容は次のとおり。
【総務建設】
阿久比町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定
委員の構成。
大学教授、弁護士、社会保険労務士、人権擁護委員、識見を有する町職員OB、それぞれから各1人の合計5人。
阿久比町都市公園条例の一部改正
都市公園条例に該当しない公園。
ふれあいの森、スポーツ村は該当しない。
地区にある小さな公園も該当するのか。
条例で定めているのは44公園。
平成29年度阿久比町一般会計補正予算
道路改良用地費減額で3路線の用地買収費が不要になった路線。
宮津の東大場地内と植大の植中根地内。
法定外道路になるが、草木御林の3路線。
不要になった要因。
用地買収した3か所の不用額と卯坂栗之木谷4035号線が用地買収ではなく交換になった。
平成30年度阿久比町一般会計予算
阿久比町にふるさと基金を他市町から納税された額と、町民が他市町にふるさと納税をした金額との差は。
阿久比町へのふるさと納税は29年度末までに420万円程度を見込んでいる。
阿久比町から他市町にふるさと納税をしたのは、28年度の実積になるが、約3千600万円、町税の控除額として1千459万5千円ほど町税の損失がある。
AEDの設置金額に差があるのはなぜか。
室外は自立させるための器具が必要、室内設置でも本体だけの場合と、ボックスに入れる場合とでは金額が違う。
広報2月15日号に元気な家族農園の利用者募集の頁があったが、この頁をもって借地料の適正化に対する理解を求める広報なのか。
今後も定期的に広報に載せていく予定。
その中で借上料についてもご理解していただけるよう広報していきたい。
新規の河川監視カメラ設置場所。
阿久比川堤防の白沢八幡線、名半線の交差点付近にある水量計のあたり。
福住は福山川付近の県道脇に水位を見るだけの定点カメラを予定。
(久保 秋男 議員)
【文教厚生】
阿久比町いじめ問題専門委員会及び阿久比町いじめ問題調査委員会条例の制定
設置基準。
専門委員会は、原則として重大事件が発生した場合に設置。
調査委員会は、町長が専門委員会の報告に疑義がある場合に設置。
阿久比町国民健康保険税条例の一部改正
保険税率算定方式変更による保険料の影響。
従来の4方式(所得割、資産割、均等割、平等割)から3方式(資産割廃止)の算定になり、従来資産割のあった人は保険料が下がり、資産割のなかった人は上がる。急激な保険料の上昇を軽減するため、30年度は一般会計からの繰入を行う。
阿久比町母子・父子家庭医療費支給条例等の一部改正
住所地特例の適応。
本町の国保被保険者が町外の施設入所で住民票を置いた場合、国民保険は本町にかかる。
施設の多い市町村に医療費の負担が増えるのを避けるための特例制度。
阿久比町後期高齢者医療に関する条例の一部改正
施設入所を複数利用した場合、住所地特例。
県単位の保険で、県内の施設入所には充当しない。
県外に住所地登録をした場合は住所地の被保険者となる。
阿久比町立障害者福祉施設の管理に係る指定管理者の指定
もちの木園の定員。
定員20人。
定員規定を満たし、余裕はない。
平成29年度阿久比町一般会計補正予算
文化財保護事業費削減の理由。
地主と交渉ができなかったため。30年度は予算計上していない。
平成29年度阿久比町国民健康保険特別会計補正予算
基金積立金の増額。
これまで項目取りで1,000円計上していた。
30年度から県へ財政運営の主体が移行、県納付や保険料軽減のため、2,999万9,000円を補正し3,000万円とする。
平成29年度阿久比町介護保険特別会計補正予算
居宅介護サービス給付費の減額理由。
29年度は軽度認定者が多く、居宅介護サービス給付費がおさえられたため、減額。
認定が厳しくなったのでは。
認定調査は国のマニュアルに従っている。
平成30年度阿久比町一般会計予算
29年度から始まった民生協力員の現況と減額理由。
1人委嘱。伸びていかないため、予算をおさえた。
全国にあまり例のない新規事業の徘徊高齢者損害賠償保険。
本町も認知症で徘徊行方不明捜索依頼がある。第三者に負わせた損害を保険料で賠償する。「お帰りサポート事業」に登録してある人が優先。
東部小学校の下水道事業協力金の内容。
ほとんどが調整区域で一部市街化区域。下水ができた当時は受益者負担金は徴収しなかったが、増築の際、下水流入量増のため区域外流入費の依頼あり。
平成30年度阿久比町国民健康保険特別会計予算
元気アップ教室「南部編」とは。
65歳以上の高齢者対象。介護予防のため、より身近に運動を中心とした教室に参加できるようモデル地区的に南部学区の公民館を活用し、年6回運動教室を開催。
(都築 清子 議員)