第176号 平成30年2月1日発行

一般質問 町政を問う > 渡辺 功 議員

渡辺 功 議員(新政会)

渡辺 功 議員

問 高齢化社会と対応

答 各種施策を推進


 2025年問題で、医療・介護・福祉サービスの整備が急務であるが、一方で、社会保障財政の崩壊等が懸念されている。

問

 本町の高齢化の現状と将来推計。

答

 高齢化率は、平成24年22.9%、平成29年25.3%、平成37年25.7%と推移する。

問

 高齢者世帯の状況と見通し。

答

 一人暮らし高齢者世帯は、平成25年9月末551世帯、平成29年末642世帯と増加し、今後も増加傾向となる。

問

 後期高齢者医療費の現状と今後の推移。

答

 後期高齢者医療費の現状は、平成27年度が27億6千5百万円、平成28年度が28億3千4百万円と増加しており、現在の65歳から69歳の約2千人が後期高齢者となり医療費は増大する。

問

 要介護認定者数と介護保険給付額さらには将来見通し。

答

 要介護認定者数は、平成29年918人、平成32年は、1,024人と見込む。
 介護給費は平成28年15億2千8百万円、平成32年度では18億7千8百万円と見込んでいる。

問

 予防医療・予防介護施策の推進状況。

答

 予防医療として、健康診査や予防接種を実施し、介護予防として、運動器の機能低下を予防する教室など開催。

問

 町内の入所施設の利用状況。

答

 町内の入所施設の利用状況は、特別養護老人ホームに47人、老人保健施設に36人、有料老人ホームに31人入所している。

問

 30年度からの介護保険料の見通し。

答

 第7期介護保険事業計画策定委員会において、高齢者人口増加に伴い、介護給付費の増加は見込まれるが、大幅な増額にならないように審議している。

問

 タクシー助成券の利用状況と今後の課題。

答

 タクシー助成券の年度別利用状況は、交付数は増加し、一人当たり利用枚数は減少しているが、外出手段として有効なサービスと考える。課題としては、今後、高齢者が増加し続けることから再検討の必要は感じている。

問

 公園に健康器具の設置を。

答

 公園の整備や遊具の更新に併せて、大字・自治会と相談しながら、設置を検討していく。

問

 地区体育館建設計画の検討状況。

答

 生涯スポーツ推進計画アンケートにおいて、体育館建設を求める声も多く、体育館建設の実現に向けて前向きに取り組んでいきたい。

問

 「2025年問題」への本町の取り組み姿勢。

答

 介護保険制度の維持可能性を確保するために「2025年問題」の取り組みについては、第7期介護保険事業計画に盛り込み取り組んでいく。


問 AED設置

答 避難所集会所にも設置

問

 公共施設へのAEDについては、リース契約に切り替えているが、一台の金額及び設置台数。

答

 一台当たりのリース金額は年間約4万6千円。設置台数はリース契約のものが33台、買取のものが5台の合計38台。

問

 宅老所や老人憩の家に設置してあるか。

答

 宅老所4か所の内2か所、老人憩の家7か所の内6か所に設置している。

問

 未設置の宅老所や集会所には設置すべきでは。

答

 未設置の宅老所や避難所となる集会所には設置する方向で考える。


問 法令解釈力

答 法を順守

問

 国[中央政府]と阿久比町の法令解釈が違い困ったことがないか。

答

 職員は、法令適用における一般ルールを理解し、国・県の助言や近隣市町との連携を図って、正しい法令解釈に努めている。個人情報保護など、事務執行上、少々窮屈な面を感じることもあるが、法令の定めを順守していく。

問

 29年度新規事業として民生委員の活動をサポートする民生員協力員を設置しているが、展開状況と課題。

答

 地方分権の中で他法令との整合性を図ったうえで、町独自の民生委員協力員制度を創設し活用を推進しているが、現在申し出はない。課題は活動上知り得た個人情報等の守秘義務を徹底すること。


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