第172号 平成29年2月1日発行

可決     
平成28年度阿久比町一般会計補正予算

反対討論

竹内 強 議員 

 新庁舎・多目的ホール完成記念事業について反対する。
 理由の第一は、決め方。4月から副町長を責任者に毎月会合を行ってきたとの報告があったが、議員の指摘で11月になって初めて議会に報告がされた。広く町民の声を聞くべきではなかったか。
 第二は、餅投げ・餅つき事業の予算額が290万円は大きすぎること。
 第三は、もち投げの意義。本来もち投げは、棟上げ式に工事の無事と建物の災難を除ける為に厄払いを行うもので完成を祝うものではない。

反対討論

山本 恭久 議員 

 「新庁舎・多目的ホール完成記念事業」の目的に、完成した施設を見に来てもらい、実感して、分かち合うという思いがある。
 その手段の一つが「餅投げ・餅つき事業」で、来られない人への対策として、配布も考えている。
 「山車祝い込み事業」は、山車組からの申し出を町側が歓迎するもの。
 「ホールこけらおとし事業」は、本町にゆかりのある方のコンサート。
 これら3事業は、町民と行政が一体となって、楽しい1日を過ごす記念事業とする趣旨にふさわしいものと思われる。
 予算額は、精査を重ねた結果で、過去の記念事業と比較しても、過大なものではないと考える。

反対討論

澤田 道孝 議員 

 新庁舎多目的ホール完成記念行事について反対の立場で討論をする。
 半田市の新庁舎建設は総工費が約65億円で、完成式典の予算は133万円。
 本町は総工費47億円でその式典費用は約800万円となっている。
 特に餅つき、餅投げ関連費用は約300万円で、参加できる町民は限られており不平等を生じる。
 また、町民3千人を集め、4万個の餅を投げることは過大で大変危険を伴うことである。町長が高所に立ち町民を見下ろし、餅を拾わせることは町長の存在と権力を見せ付けるものでしかない。本来の庁舎の完成祝賀の行事とは趣旨が違う。

反対討論

三留 享 議員 

 新庁舎と多目的ホール完成記念行事721万4千円について次の諸点から反対する。

@一過性の慶事にかける予算が過大である。

Aとりわけ4万個の餅投げは異常な企画で、多くの町民から規模とやり方について疑問視されている。

B新築時の餅投げはこの地区の慣習であるとはいえ公的施設は別。

C主に当日会場に参加できる人のみを対象にしており、税の公平な使用とはいえない。

D将来につながるものが見えない。

E町民の方々と共感できていない。

可決     
阿久比町農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定
〔新規制定〕 

 農業委員会法の改正に伴い、農業委員の選出方法や農地利用最適化推進委員の新設などを受け、現行の「阿久比町農業委員会の選挙による委員の定数に関する条例」を廃止。
 新たに農業委員、農地利用最適化推進委員の定数条例を制定する。