第161号 平成26年5月1日発行

平成25年 第1回定例会

否決  
阿久比町飲酒運転根絶に関する条例の制定

反対討論

澤田 道孝 議員

 「飲酒運転の根絶」という部分では、何らおかしいところはない、ぜひ阿久比町から飲酒運転がなくなってほしいと思っている。
 ただ、この条例を作って、それで飲酒運転がなくなるのか、この「精神条例」を作って、これで良しとするのか、という点に反対する。

賛成討論

久保 秋男 議員

 ドライバーへの啓発だけでなく、家庭、地域、職場の活動において「飲酒運転そのものを無くそう。」という、モラル並びに常識に対する精神を呼び起こすための町民への宣言条例であると考える。
 今後、この条例をいかに浸透させるかが重要。したがって、啓発方法を工夫すること。


飲酒運転根絶PRのぼり旗

阿久比町飲酒運転根絶に関する条例とは

 飲酒運転根絶のための措置を講ずることにより、町、町民等および事業者等が一体となって、町内における飲酒運転根絶の活動を推進し、飲酒運転のない安全で安心して暮らすことができる町民生活の実現を図ることを目的とするもの。

何をするの

 町は、飲酒運転に関する知識の普及および意識の高揚を呼びかけるため、キャンペーンや広報車で巡回などを行う。
 町民の皆さんには、「飲酒運転を絶対にしない、させない、許さない」という強い意志をもっていただき、飲酒運転をしないように声かけなどをしていただく。
 事業者等の皆さんには、従業員等への指導や飲酒運転の防止を呼びかけるポスターなどを掲示していただいたり、町の行う施策に協力していただく。

否決  
平成26年度阿久比町一般会計予算

反対討論

杉野 明 議員

 評価できる点もあるが、指摘すべき点は次の通り。
@消費税増税による町民への負担増。
A財政調整基金残高が必要以上に多い。
B正職員を適切に配置すべき。
C防犯灯の新設設置数を増やすべき。
D消防団員の手当を改善すべき、など。
 なお、下水道事業特別会計予算及び水道事業会計予算においても、@の点で反対する。

賛成討論

勝山 制 議員

 新庁舎建設並びに多目的ホールの建設事業が本格化することや、教育環境を向上させるための学校施設の建築など大型事業が重なり、過去最高額となっている。
 厳しい財政状況の下で、災害に強いまちづくりを念頭に、阿久比町の発展と住民福祉の向上に努め、「みどりと共生する快適生活空間・あぐい」を目指す積極的な予算である。
 今後も健全な財政運営をされることを期待する。

反対討論

辻 忠男 議員

 国政による悪政の暴走に対し、町民を守る防波堤としての町政が強く求められているが、次の点は看過できない。
@消費税率UPに対する低所得者への支援がない。
A生活保護費の町単独支援がない。
B幼稚園の定員に対する町の対応が少ない。
C地域福祉懇談会への町職員の関わりが少ない。

賛成討論

渡辺 功 議員

 新庁舎建設が本格化し、東部小学校校舎建設や中学校プール新築、名鉄阿久比駅のバリアフリー化など、大型建設事業が続き、一般会計予算も過去最大規模。
 「入るを量りて出づるを制す」一方で、先見性を持ち、やるべき時にスピード感を持つことも重要。効率的な行政運営に心掛けながら、新年度予算をしっかり実行し、ますます役場が、町民の皆さんから信頼される集団になることを期待する。

否決  
平成26年度阿久比町国民健康保険特別会計予算

賛成討論

辻 忠男 議員

 次のことを強く要望する。
@一般会計からの繰入金は、余剰金がある場合は基金として国保特会に残すこと。
A滞納者の滞納額が累積しないようよく相談し、国民皆保険制度維持に努めること。
B資産割の課税方法を研究すること。

     
否決  
平成26年度阿久比町後期高齢者医療特別会計予算

反対討論

辻 忠男 議員

 人間を75歳で線引きすること自体が問題。
 平成26年度は、2年に一度の見直しにより、保険料が値上げする。
 加齢による病気は増加し、当然医療費は増すが、年金は毎年引き下げられ、消費税増税の中、年金のみで生活する高齢者には、保険料の値上げには耐えられない。

議案等

議 案(全員賛成可決)

◎平成25年度阿久比町一般会計補正予算(新庁舎建設費の増額)

賛成討論

勝山 制 議員

 昨今の入札状況をみると、事業費の増額はやむを得ないと考える。
 事業が進む中、阿久比町内の経済活性化の観点や、町民からの提案・提言などを積極的に検討し、時には勇気を持って計画を変更するなど柔軟に対応をすべき。
 町民の税金であることを念頭に置き、無駄のないように事業を進めることを強く要望する。