教育長のあいさつ 70周年記念事業を終えて/地域との連携
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令和6年2月 阿久比町教育委員会 教育長 竹内 淳
暦の上では立春となりましたが、まだまだ寒い日も続き健康管理の必要性を感じる毎日です。新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に移行してもなお、感染症の波がおきるとともに、今冬はインフルエンザ感染拡大もあり、町内の小中学校では学級・学年閉鎖の措置が行われているということで、児童生徒の体調について心配しているところです。引き続き感染症対策を行いつつ、学校教育活動を推し進めていってもらいたいものです。
さて、令和5年度は、町制70周年記念事業として部活動種目の指導教室をはじめ、学校教育課・社会教育課に関連する多くのイベント等を実施してきました。
○ デンソー女子アスリートによるバスケットボール教室 |
○ デンソー女子アスリートによる陸上教室 |
○ デンソー女子アスリートによるバレーボール教室 |
○ 佐藤隆治氏(元サッカー国際審判員)講演会 |
○ Jプロジェクトによる野球教室 |
○ FC刈谷によるサッカー教室 |
○ 阿久比町小中学生国際交流事業 |
○ 子どもサミット |
佐藤隆治氏の講演会では、各小学校の5・6年生に対して「自分の夢をもつことの大切さ」について語っていただき、また、各種目のスポーツ教室では、町内の小中学生延べ400名ほどが参加して実技講習を受けるなど、子どもたちが体験・経験できるような70周年記念行事にふさわしい企画を実現することができてよかったと思っています。これからも学校教育、社会教育としてさまざまな取り組みをしながら、阿久比町の教育を進めていきたいと思います。
地域との連携については、令和6年4月より草木小学校においてコミュニティ・スクール制度を導入する予定です。
学校を取り巻く問題の複雑化・困難化に対して、社会総がかりで対応することが求められており、地域と学校がパートナーとして連携・協働するための組織的・継続的な仕組みが必要不可欠とされているといわれています。これまでも各学校においては、学校評議員制度をはじめさまざまなボランティア活動を含め多くの方々の支援をいただきながら学校教育活動を行っています。
これからの時代、幅広い地域住民等の参画を得て、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して活動を行う「学校地域協働活動」を推進していくことが求められています。
町教育委員会としても、地域や学校の特色を生かしつつ、この地域学校協働活動を推進していく考えであります。令和6年度以降、現在学校を支えてくださっているさまざまな人・モノ・活動を整理・再構築し、地域学校協働活動とコミュニティ・スクール(学校運営協議会)の一体的推進として整備を進めていく予定です。
今後も皆様のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。