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あしあと

    教育長新年のあいさつ

    • [更新日:
    • ID:7149

    令和6年1月   阿久比町教育委員会 教育長 竹内 淳

    あけましておめでとうございます。新しい年が始まり、教育長に就任してちょうど1年が経ちました。
    山積する課題は多々あるものの、学校教育、社会教育として様々な取り組みをしながら、阿久比町の教育が進められています。阿久比の未来をつくる子どもたちの教育は、地域をはじめとした子どもたちを取り巻く方々の理解と応援があってこそ、成し得るものだと思います。そうした意味で、多くの方々に感謝いたします。

    現在阿久比町には約2,200名の小学生、そして約1,000名の中学生がいます。学校を訪問して、子どもたちを見てみますと、多くの子が大変楽しそうに生活しながら、着々と成長している様子が見受けられます。人と人の中で切磋琢磨しながら次から次へと吸収して、たくましくなっていきます。反対に、不登校や子ども同士のトラブルも報告されています。原因は多種多様ではありますが、個々に対応しています。一朝一夕にかわるものでもなく、粘り強く多方面からかかわっていく必要があると思います。

    子どもサミット

    子どもサミットの様子


    昨年12月26日に阿久比町制70周年記念子どもサミットがアグピアホールで開催されました。4小学校の児童会代表と阿久比中学校の生徒会代表の子どもたちが集い、「あぐいみらいプロジェクト」~阿久比町をよりよい町にするために 自分たちでできることを見つけよう~というテーマで話し合いがなされました。このサミットは夏休みにも実施されていて、今回が2回目となります。1回目で学んだことをもとにまず2学期に各校で取り組んだことの発表があり、1日のごみを減らすためのチラシをつくったり、歯ブラシやペットボトルキャップの回収に取り組んだり、アップサイクル(廃棄物・不要物を別なものに作り替え活用する)を行ったりするなど、どの学校でも活発な活動がされていました。SDGs(2030年までに達成すべき17の目標)の意識を阿久比町の子どもたちはもちろん、保護者や地域の人たちまでを巻き込んで、よりよい町にしていくためにどうするとよいのかなど意見交換がなされました。そして、最後に「よりきれいなゴミのない阿久比町を!~身近なところから一人ひとりが協力して明るいまちを目指そう!~」というSDGs子ども宣言が採択されました。このサミットに参加して子どもたちの考える発想力、そして実行力のすばらしさを感じることができました。このような考え方を町民すべてに広げていくことによって、よりよい町あぐいを創り上げていくことができると思います。今後、若いパワーによって、大きなムーブメントが起こっていくことを切に期待します。

    課題となっている部活動の地域移行については、なかなか指導者が見つからず、進んでいない状況です。現在NPO法人の外部団体との契約がなされ、システム化が構築されようとしていますが、もう少し時間がかかりそうです。また、令和6年度より草木小学校においてコミュニティ・スクールを実施していく予定です。地域と学校とが協力し合って子どもたちを育てていこうとする取り組みです。さらには、幼保小中一貫教育についても、視点をかえて英語教育や体力のアップについて研究を進めていきたいと考えています。皆様のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

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    阿久比町役場教育委員会学校教育課学校教育係

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