教育長就任のあいさつ

教育長就任のあいさつ

　あけましておめでとうございます。令和5年1月に教育長に就任しました竹内淳です。
　阿久比町草木にて生まれてから63年間生活してきました。昭和57年に愛知教育大学を卒業し、知多管内の小中学校で38年間、教師として勤務してきました。令和2年3月の定年退職後は、昨年12月まで愛知教育大学で教師を目指す大学生や大学院生を指導してきました。  残念ながら、阿久比町で勤務したことはなく阿久比町の教育について詳しいわけではありません。しかし、これまで培ってきた教育関係の経験をもとに、阿久比町の子どもたちのために、阿久比町のために、全力で恩返しをしていきたいと考えています。我が町阿久比が活気ある町となって、発展していくように努めていきます。
　私が大事にしたいことは、「ともに学び、ともに生きる」ということです。教える側が一方的に教えることを押しつけるのではなく、教師も地域の大人も児童・生徒もお互いに学び合い、何をしていくかを考えていく中で、生きる力を育てていくということです。日本は、少子高齢化の時代を迎えており、子どもの数の減少が、深刻な問題です。その中で阿久比町は、子どもの数が増えるという大変恵まれた状況にあります。しかし、それがいつまでも続くわけではありません。阿久比町で学ぶ子どもたちが、阿久比町で学んでよかったと思うような教育を進めることが、これからの阿久比町を発展させる上で重要なことになります。阿久比町の教育が、これからの阿久比町を支え、発展させる後の大人を育てていくうえで、大切な鍵になると考えています。
　また、阿久比町は「幼保小中一貫教育」という特色ある教育を進めています。この教育を継承し、幼稚園、保育園から中学校まで一貫した教育を進め、問題や課題の多い社会の中でたくましく生きる力をもった子どもたちを育てることができるよう、研究を深化させてきたいと思います。

　新型コロナ感染症は、第8波の真っただ中ではあり、なかなかおさまることがありません。しかし、3年目が過ぎようとしている今、対応については、ウィズコロナで変わりつつあります。中断していた多くの行事も再開しつつあります。子どもたち、町民の方々の健康と安全をしっかり考えながら、阿久比町の教育を推進していきます。

　最後に、「夢ある新しい阿久比町」を築くためにも、町民の方々と一緒になって何事にも取り組んでいく中で、一歩一歩着実に進んでいきたいと思います。
　どうぞご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。