広報あぐい

2015.04.15


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★阿久比川柳会句会作品

課題「厄」「癒す」
豆撒いてイスラム国の厄払う 洋　子
癒されに歩く町並み昭和村 好　奇
節分に　鰯　柊　福は内 薊（あざみ）
恩師から心を癒す見舞い状 順　子
厄落とし振る舞い酒で赤鬼に 風　露
寄せ鍋の湯気に包まれ家族の輪 和　子
厄年に生まれて呉れた自慢の子 ますみ
上り湯にほっこり溶ける負の心 寿美子
人間の汚れも厄も海の底 柚　子
かくし味ほどの癒しの衣食住 早那恵
厄払い済ませて今日の荷が軽い 利　夫
銭湯の富士でほっこり旅気分 螢　子
札束を積んでも落ちぬ厄がある 穂多留
ストレスを癒してくれるハーブティ タチ子
災いの始まりだった密の味 君　江
孫の声無垢の笑顔がほとけ様 龍　東
子の厄日　夫婦げんかのとばっちり 小五味
歳月の温さ心のとげを抜く 滋　矩