さまざまな状況を想定した消防実践訓練を行いました

阿久比町消防団は、町内を5つの地区に分け、平成24年11月1日現在、87人の団員（定数105人）で構成されています。

主な活動は、年頭の消防出初式に始まり、観閲式、消防操法大会、防災訓練、年末夜警などがあります。年間を通じてのさまざまな活動以外に、団員たちは普段の訓練にも精励しています。町内には、大型の消防車輌の進入が困難な場所も数多くあり、そのような所で火災が起こった場合でも迅速な消火活動が行えるように日ごろから訓練に努めています。

そんな消防団員たちが10月21日(日)、阿久比スポーツ村第2駐車場で「第9回消防実践訓練」に臨みました。この訓練は、半田消防署阿久比支署の指導の下に、災害時における車輌走行や迅速確実な人命救助、長距離のホース延長、可搬式小型ポンプを使った放水など、有事の際に分団として適切な対応ができることを目的としたもので、毎年実施している総合訓練です。

有事の際に考えられるさまざまな状況を想定して行う訓練なので、今年はチェーンソーを使う機会も与えられました。団員たちは、真剣な表情、機敏な動作、全力疾走で訓練に取り組んでいました。

結果は次のとおりです。

○優勝	第3分団
○準優勝	第2分団
○第3位	第1分団

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消防団は「自分たちの地域は自分たちで守る」の精神に基づき、消火・防災活動で活躍し、地域住民の尊い生命、身体、財産を守り、自主防災会と同様、地域防災の主要な役割を担っています。

近年消防団では、団員数の減少、団員のサラリーマン化などの課題を抱えています。阿久比町においても、今まで以上に団員の確保が困難になってきています。町内在住または在勤の年齢18歳以上で入団を希望される方は、防災交通課まで問い合わせください。