2010.10.15
広報あぐい トップ » トピックス(3)
第16回阿久比町中学生海外家庭生活体験事業に参加した生徒たちが、ニュージーランドで体験した貴重な海外生活を報告書にまとめました。そのうちの一部を紹介します。
ファームステイ先には、広大な牧場にたくさんの牛がいました。3日目の朝、生まれて初めて子牛の出産を見ました。頑張って我が子を産もうとふんばるお母さんに、とても感動しました。生まれた後も、私たちが近づこうとすると、子どもを守ろうとしてすごいなあ、と思いました。Mr.RayとMrs.Rayも、とてもうれしそうで、一つの命が誕生することの素晴らしさを学びました。
(3年2組 小林萌加)
語学学校での午前中は授業で、午後はアクティビティでした。授業では知らない単語が多く出てきて電子辞書が手放せませんでしたが、先生も面白く、コミュニケーションがたくさんとれる授業だったので毎回とても楽しかったです。アクティビティでは動物園に行ったり、現地の学校と交流したり、フェリーに乗ったりしました。中でも現地の学校では、同じくらいの年齢の子と様々なスポーツで交流を深めることができ、とても心に残っています。
(3年3組 今枝瑞希)
ホストマザーの作る料理はとてもおいしかったです。夕飯はカレーなどお米を食べる機会が何回かありました。カレーでもフォークとナイフで食べていて驚きました。私はあまりうまく使えませんでした。
語学学校まではバスの通学でした。降りる所を間違え2回も遅刻してしまいました。道に迷いましたが、歩いている人に聞いたら、みんな親切に教えてくれてうれしかったです。ニュージーランドの人は本当にいい人ばかりでした。
(3年3組 新海みのり)
ニュージーランドの旅で、忘れることのできない多くの思い出ができました。どこまでも続く牧場、山並みに沈んでいく夕日の美しさ、ワイトモ鍾乳洞で見たプラネタリウムのような土ボタル。そして毎日のように空いっぱいにかかる7色の虹。ニュージーランドには、とっても雄大な自然がたくさんありました。そして、もう一つは、ホームステイ先で出会ったやさしいニュージーランドの人たちとの出会いです。
(3年3組 竹内みずほ)
語学学校のGraduationでテレーサ先生にありがとうの他にこんなことを言いました。「私は、将来外国人と結婚して、ニュージーランドに住みたいです」。先生はこの言葉に驚いていましたが、うれしそうでもありました。私の夢は、ニュージーランドで小さな雑貨屋さんを開くことです。この夢のためにこれからがんばって英語を勉強し、かなえられるように努力していきたいと思います。
(3年3組 日笠まりな)
ホームステイ先では毎日僕が家に帰ると、HazelとNeilにその日にしたことを話したり、宿題を手伝ってもらったりしました。最後の夜、2人からプレゼントをもらいました。そのときに「またニュージーランドにおいで」と言われ、僕は涙がこみ上げるのを我慢しながら、「またここに来たいです」と言いました。ほかにも伝えたいことがあったのに話せない自分がもどかしかったです。もっと自分が英語を話せれば、もっとホストファミリーとも通じ合えたと思います。この体験を生かし英語力をつけ、HazelとNeilに会いに行きたいです。
(3年4組 新海真也)
ファームステイ先の夕食のとき、食事の違いを発見しました。1つ目は、食べ物の扱い方です。日本には「目で食べる」という言葉があるように、盛り付けを気にしますが、ニュージーランドでは作ったらすぐにお皿に入れて、気をつかいません。豪快に盛り付けるのでびっくりしました。2つ目は主食です。日本では米、外国はパンというイメージでしたが、マッシュポテトが主食でした。料理をきっかに英語も楽しく学べて、家族の人とも会話が楽しくできました。
(3年4組 永井 彩)
僕が一番、印象に残ったことは夜空です。無数の星が輝いていて人工衛星が放つ光まで肉眼で見ることができました。驚くほどきれいな空でした。その空を見ながら、南十字星などの星座の位置をホストファザーのPhilipさんが教えてくれました。家に帰ってからも星の位置を、丁寧に絵を描いて教えてくれ、ほかにもいろいろなことを教えてくれました。貴重な体験ができたファームステイでした。
(3年5組 上野稜太)
ホームステイ先から毎日電車に1時間揺られて語学学校に通いました。初日、語学学校までの道が分からず途方に暮れていると、駅員さんが助けてくれて、無事到着することができました。ニュージーランドでも人の温かさは変わらないと思いました。
この旅を通して、ニュージーランドの雄大な自然に感動し、人の心の温かさも心にしみました。この10日間は心に残る一生の思い出になりました。
(3年5組 白金菜帆)
オークランドZooでニュージーランドの国鳥のKiwiを見ました。Kiwiは1日のほとんどを寝てすごし3時間程度しか起きていません。しかし、私たちは運がよく、えさを探して駆け回るKiwiを見ることができました。とても小さくかわいかったです。
マオリ族の伝統的な踊りの「Haka」は、とても迫力があり、大きな声にびっくりしました。現地学校の訪問では高校生とスポーツもしました。とても面白くて盛り上がりました。
(3年6組 永吉花奈子)
オークランドの海をバックに仲間と撮影
« 前ページへ | ▲目次ページへ | 次のページへ » |