広報あぐい

2010.10.15


広報あぐい トップ » トピックス(2)

シンガポールレポート

海外での生活体験を報告

国際交流の輪を広げる

第2回阿久比町小学生海外派遣事業に参加した小学生たちが、自分たちの感想や意見を「シンガポール派遣報告書」にまとめました。そのうちの一部を紹介します。

日 程
1日目 7月26日
中部国際空港発
シンガポール着 ホームステイ開始
2日目 7月27日
フェンシャン小学校で児童と交流
3日目 7月28日
フェンシャン小学校で児童と交流
4日目 7月29日
国境越え体験。マレーシアへ
ジョホールバル市内観光(アブバカーリモスク、王宮博物館など)
5日目 7月30日
シンガポール市内観光(マーライオン像、シンガポール植物園、ナイトサファリ見学など)
6日目 7月31日
シンガポール発
中部国際空港着


シンガポールのシンボル「マーライオン」

フェンシャン小学校は、すごく大きくてとてもびっくりしました。もし、全校生徒が集まったらすごい人数になると思いました。男女仲良しですごくいい学校だなと思いました。私も自分の学校で、男女が仲良くなれたらよいなと思いました。

(東部小6年 黒木愛理)

家のインテリアが、いかにも外国っていう感じがして、こっていました。驚いたことは、トイレにトイレットペーパーがなかったことと、シャワーとトイレの間にカーテンがなかったことです。流せるティッシュを持っていて良かったと思いました。ホームステイ先の家族は、とても優しくしてくれてうれしかったです。

(東部小6年 田中ひかる)

シンガポールは、水が足りないそうです。マレーシアから水を輸入していることを学びました。治安のよい街で、子どもが夜に外出しても安全で安心して生活できる街でした。シンガポールの子どもはテレビを見ませんでした。そのかわり本をたくさん読んでいました。ノートパソコンもたくさん使用していました。

(英比小6年 小林恵理)


フェンシャン小学校校庭

ホームステイでは、英語をたくさん学びました。英語で話すと、英語が自然と耳に入ってくるし、とても楽しい気持ちになりました。困ったことは、ご飯が食べられなかったことです。お米の味も、日本とは全然ちがいました。

(英比小6年 横井梨香子)

国境を越えてマレーシアのジョホールバル市内観光をしました。アブバカールモスクと王宮博物館に行きました。博物館には、ジョホール王族の家宝など7万点が展示されています。日本から王族に贈られた品物が多かったのでびっくりしました。

(英比小6年 植松美月)

ホストファミリーの人たちは、すごく優しかったです。一緒に過ごしている間にとても仲良くなることができました。別れるときはさみしかったけれど、一緒に遊んだり、おみやげをもらったり、たくさんの楽しい思い出をホストファミリーと、つくることができました。

(英比小6年 杉田彩夏)

ホストファミリーは、僕が分からない英語をコンピュータで日本語にしてくれて、すごく親切にしてくれました。日本では食べられないフルーツを食べさせてくれたり、説明をしてくれたりして、いろいろなことを知ることができました。お互いに相手を思いやる気持ちがあれば、言いたいことが分かるし、国によって文化が違うけど、やさしい心があれば仲良くなれると思いました。

(草木小6年 山田創太)


フェンシャン小学校では絵画にチャレンジ

シンガポールでは、ゴミを落としているところを見られたら、罰金だそうです。街のいたるところにゴミ箱が置いてあります。ゴミが出たときでも、ゴミ箱がどこにでもあるのですぐに捨てられます。阿久比町でもゴミ箱を増やせば今よりもキレイなまちになると思います。

(草木小6年 久冨悠里)

僕が一番驚いたのは、シンガポール市街地には、日本のような一戸建ての家がほとんどなく、多くの人が公団住宅に住んでいるということです。国の違いを感じました。言葉が通じず、なかなか自分の思いを伝えることができなくて苦労しました。もっともっと英語の勉強をしなければならないと思いました。

(草木小6年 藤永啓吾)

ホームステイ先では、言葉が通じなくて身振り手振りで私の気持ちを伝えたので、とても大変でした。私たちが日本に帰るとき、夜遅いのに見送りに来てくれてすごくうれしかったです。別れがさみしくなりました。ガラス越しに見えなくなるまで、ずっと手を振ってくれました。またいつか会いたいと思いました。

(南部小6年 大塚葵生)

バディック染めは、色の組み合わせがたくさんありおもしろかったです。中国の食文化である月餅や亀の甲羅の形の食べ物を食べました。ケトゥパというマレーの食べ物は、お餅みたいでおいしかったです。インドのヘナ・アートは、絵がくっきりと残りすごいと思いました。いろいろな国の食べ物や遊びなどの文化が学べてとても良い経験になりました。

(南部小6年 新海友梨)

シンガポールで学んだことは水の大切さです。なぜならほとんどの水をとなりの国のマレーシアから買っているのです。日本では考えられないことですが、一度使った水をきれいにして、もう一度使っていました。

(南部小6年 金銅悠太)


フェンシャン小学校の仲間と記念撮影

中国から伝わったライオンダンス(獅子舞)。赤色の服は男、紫色の服は女というマレー文化。インド文化のタトゥーのもとは、ヘナという植物からとれるなど、中国文化・マレー文化・インド文化などいろいろな国の文化を学ぶことができました。シンガポールはいろいろな国の文化が集まって新しい文化を作っているんだなと感じました。

(南部小6年 三浦明日香)

私は、シンガポールに行って、中国、インド、韓国の文化を学びました。シンガポールには、いろいろな国の人が住んでいます。肌の色が違う人たちが仲良く暮らしていました。けんかもせずに暮らせるのは、それぞれの文化を皆が認め合っているからだと思います。

(南部小6年 植田京香)

いろいろな人種の人たちがいる中で、わけへだてなく共通語の英語で仲良く生活していることが日本では見られないことだと思いました。日本ではみんなと違う考えや行動をすると変わっていると思われます。そのため自分の考えや表現をうまく表せないところがあります。シンガポールでは、文化や宗教も違う人たちが仲良くしているのは、さすが国際的な国だと思いました。

(南部小6年 新美京加)