
東海豪雨直後の坂部駅西交差点付近
平成12年9月11日から12日にかけて総雨量613.5mmの未曽有の豪雨がこの地方を襲い、河川の決壊などで町の中心部のほとんどが水没し、半壊1棟、床上浸水105世帯、床下浸水108世帯の住家被害を始め、多くの農業、商工業、公共施設などに被害が発生しました。
この東海豪雨で、町民の皆さんの貴重な財産を失ったことは、10年経過した今でも忘れることができません。
このような事態のなかで、人命に関わる犠牲者を出さなかったことは、自主防災会、消防団を始め多くの町民の皆さんが協力し合って、夜を徹しての活動をしていただいたおかげです。
東海豪雨の教訓を生かすために、町では、自主防災会の活性化に取り組み、継続的な地域防災活動ができるように防災委員の創設を各自主防災会にお願いしています。
また、災害時要援護者を把握するために、災害時要援護者登録制度を設け、登録名簿を各自主防災会、民生児童委員に配布しています。
避難勧告などの発令・伝達については、具体的な基準を設けて、住民の皆さんが自らその危険性を認識してください。
防災マップやホームページからも過去の浸水実績や浸水予想図、危険個所を確認して、自分の地域のどこが安全でどこが危険か、避難経路の選定と家族の安否確認方法を家庭で話し合ってください。 |